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あなたの脳は疲れてる。 現代人が知るべき「脳の守り方」

7/12(水) 16:13配信

ホウドウキョク

<LivePicks>産業医・大室正志さんが語る「脳の守り方」

―現代人は疲労している―

働き盛りの30~40代の人の約6割は仕事上で強いストレスを感じていることが厚生労働省の調査でわかり、会社でのストレスチェックが法律で義務付けられるまでになった。

「脳を休める方法」の解説動画はこちらから

様々な企業で産業医を務め、現代ビジネスパーソンのメンタルヘルスを見続けてきた大室正志さんに、NewsPicksの佐々木編集長が話を聞いた。

PC作業が脳に与える影響

佐々木:
現代の人々は、なんでこんなに脳が疲れやすくなっているんでしょうか?


大室:
注目すべき点は、やはりPC普及率とうつ病の増加です。1990年代にPC普及率が増加すると、うつ病も同時期に増えているんですね。

これにはいろんな説がありまして、一つは産業構造の変化です。この時期から非常に日本の企業でリストラが増えてきたということが一つ。あともう一つは、ある外資系製薬会社が“うつは心の風です”という大きなキャンペーンを張った。それによって、「あ、俺もそうかも」「私もそうかも」という元々いたんだけれども今まで出てこなかった潜在需要がほりおこされたんじゃないかという説や、様々な要因あるんですけど、ひとつ大きな要因としてはPC作業が増えて脳が疲れやすくなったということが一つ要因として挙げられます。


佐々木:
PC作業が増えるとどうして脳が疲れやすくなるんですか?


大室:
紙の作業をする時と、PC画面に向かっている時では緊張度が違うということが様々なデータから明らかになっています。メガネ会社がブルーライト対策なんていうことを言ってますけれども、僕らの目は非常に限定された光しか見えないわけです。赤から紫までの、いわゆるレインボーカラーです。

赤が一番長くて紫が一番短い、そして短くなればなるほどパワーが強くなっていく。そして紫よりもさらにパワーがあるものを、紫の外だから紫外線と呼びます。そうなってくるとパワーが強いから肌が焼けたりする。肌が焼けるということはDNA損傷が起きますから、たとえば肌が弱い白人がオーストラリアに移住すると、オーストラリアでは皮膚がんがすごい問題になってくるわけです。

何が言いたいかというと、赤と紫の中だと紫よりのブルーのライトというのは非常に目に刺激が強いわけですよね。そういったライトを浴びていると非常に脳が疲れやすくなるんです。

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最終更新:7/12(水) 17:33
ホウドウキョク