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男性下半身まひ…ショベルカー衝突で 行田労基署、事業者を書類送検

7/12(水) 21:52配信

埼玉新聞

 埼玉県の行田労働基準監督署は12日、労働安全衛生法違反の疑いで、さいたま市岩槻区の土木工事業「後藤建設」と同社社長の男(66)をさいたま地検に書類送検した。

 書類送検容疑は今年1月25日、加須市柳生の埋設管移設工事現場で、自らが運転するショベルカーと接触する怖れのある範囲内に労働者を立ち入らせ、誘導者に誘導させずに動かした疑い。

 同労基署によると、ショベルカーは前進した際、約20センチの鉄製板の段差で前のめりに傾き、ショベル部分が同社の作業員男性(63)に衝突。男性は胸などを骨折する重傷を負い、下半身まひなどの後遺症が残った。男性はショベルカーから約3.5メートル離れた位置にいて、掘削した溝(深さ約1.6~1.7メートル)の中で手堀り作業をしていた。ショベルカーの重量は約7トンで、アームの稼働範囲は約5.5メートルだった。

 社長の男は「誘導者はいたが、誘導させずに動かした」と容疑を認めているという。

最終更新:7/12(水) 22:15
埼玉新聞