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福島県警察学校の初任科生も沿岸部捜索 震災6年4カ月

7/12(水) 11:05配信

福島民友新聞

 東日本大震災から6年4カ月を迎えた11日、県警などが行方不明者とその手掛かりを求め、浪江町請戸地区など津波被害に遭った沿岸部を捜索した。
 県警本部や県警察学校初任科生、沿岸部管轄署、双葉地方消防本部から参加。レーキなどを使い、田畑や波打ち際などで砂をかき分け、不明者発見の手掛かりとなるような遺留品がないか丁寧に捜した。
 浪江町請戸字天神渕では、県警察学校の初任科生約60人を含む警察官ら約100人が捜索に当たった。
 初任科生のうち、大熊町出身で自宅は同町内の帰還困難区域にあるという男性巡査(19)は「弟の同級生も行方不明になったまま。行方不明者や被災された方の大切な思い出の一つでも、今回の捜索で発見できれば」と捜索した。
 男性巡査は、行方不明者の捜索や沿岸部のパトロールに取り組む警察官の姿に憧れ、自らも県警の一員になることを決意。「自分も被災したが、今度は守る側として県民を支えていきたい」と話した。
 県警によると、捜索の結果、浪江町請戸字天神渕でキャッシュカードや腕時計など7点を発見した。

福島民友新聞

最終更新:7/12(水) 11:05
福島民友新聞