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楽天・福山は未だ驚異の防御率0.00 セパで防御率0点台継続する投手は?

7/12(水) 11:43配信

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福山は36試合で自責0、大石も17試合無失点継続

 7月11日、ソフトバンクのクローザー・サファテが楽天戦の9回表に登板し、決勝点を奪われて負け投手となった。その裏には楽天の松井裕樹がマウンドに上がり、ピンチを迎えたものの無失点で切り抜け、26セーブ目を挙げた。

【動画】大ピンチで遊ゴロ併殺打 開幕から35試合目も防御率0.00継続の福山が雄叫び

 試合前まで、両クローザーはともに防御率が0点台だったが、サファテは自責点1がついて1.02となった。

 パ・リーグには現時点で10試合以上登板して自責点が1.00未満の投手が5人いる。以下がその投手たちだ。

福山博之(楽)0.00(36試合5勝0敗1S15H、33.1回)
大石達也(西)0.00(17試合2勝0敗0S3H、17回)
松井裕樹(楽)0.23(38試合3勝1敗26S3H、39.2回)
牧田和久(西)0.69(35試合1勝2敗0S22H、39回)
嘉弥真新也(ソ)0.93(30試合1勝0敗0S6H、19.1回)

 福山は36試合、33.1回に登板していまだ自責点0、昨年9月28日のオリックス戦以来、36イニング連続で無失点を続けている。連続イニング無失点は、金田正一の64.1回、パ記録は杉浦忠の54.2回だから、まだ数字の開きがあるが、40回以上の無失点記録はすべて先発投手によるものであり、救援投手としては前代未聞の記録だ。

 大石は4月末に登録を抹消されたが6月23日に再昇格してから8試合連続無失点を続けている。松井裕の今季の自責点は4月29日、日本ハム戦の1だけ。失点も7月2日のソフトバンク戦だけであり、あとはほぼ完璧に抑えている。

セ・リーグは…

 牧田は自責点は3、2イニング投げた試合が5試合もあるなど、ロングリリーフもできる万能型だ。嘉弥真は、5月中旬に2軍落ちしたが、6月13日に再昇格してから13試合連続無失点。「勝利の方程式」に加わったが、5連投になる7月11日の楽天戦では久々に失点した。

 一方、セ・リーグの0点台は2人のみ。

高木勇人(巨)0.63(8試合1勝0敗0S0H、14.1回)
桑原謙太朗(神)0.74(37試合3勝1敗0S20H、36.2回)

 高木は4月19日には先発のマウンドに上がったが、6月以降は救援投手として好投を続けている。桑原は2015年に阪神に移籍、2016年は1軍登板がなかったが、今季はキャリアハイの37試合に登板し、わずか自責点3の好投。現在17試合連続無失点を継続中だ。

 2リーグ分立後、規定投球回数以上で防御率0点台は1970年の阪神・村山実(0.76)だけ、50イニング以上でも12人しかいない。松井裕樹は2015年に1度記録(72.1回で0.87)しているが、今年は何人がこの記録を達成するだろうか。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

最終更新:7/12(水) 11:45
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