ここから本文です

【ブラジル】半年の黒字過去最高 年間の黒字予想600億ドルに修正

7/12(水) 2:53配信

サンパウロ新聞

 2017年6月(21営業日)のブラジルの貿易黒字は6月としては過去最大、そしてすべての月の中では今年5月に次いで史上2番目に大きい71億9500万ドルに上った。産業貿易サービス省が3日発表した。

 同月は輸出額が197億8800万ドル、輸入額が125億9300万ドルだった。1営業日当たりの取引額は、輸出は16年6月の平均に対して23.9%増の9億4230万ドル、輸入は同3.3%増の5億9970万ドルと、輸出入ともに前年同月に対して拡大した。

 また、17年上期(1~6月)として見た場合も同様に輸出、輸入ともに16年上期に対して拡大した。輸出額は19.3%、輸入額は7.3%、それぞれ16年上期を上回った。同省の統計・輸出支援部門ディレクター、エルロン・ブランダン氏によれば、輸出は農産品や鉱石、そして自動車、鉄鋼半製品をはじめとする工業製品など、あらゆる品目が良いパフォーマンスを見せ、一方の輸入では中間財と農業及び石油化学の投入財を中心とした回復があった。

 今年1~6月の主要輸出先5カ国は中国(281億ドル)、米国(129億ドル)、アルゼンチン(83億ドル)、オランダ(47億ドル)、チリ(25億ドル)。そして主要輸入元5カ国は中国(125億1000万ドル)、米国(125億ドル)、アルゼンチン(46億ドル)、ドイツ(44億ドル)、韓国(26億ドル)。

 上半期終了時点でのブラジルの17年の貿易黒字は16年同時期を53.1%上回る362億1900万ドルに達し、1~6月累計の黒字額としては1989年開始の同省の統計史上最大となった。この結果を受けて同省は、550億ドルを少し上回るとしてきた17年の年間貿易黒字額の予想を約600億ドルに上方修正した。

 マルコス・ペレイラ産業貿易サービス相は、今年に入ってからの貿易の数字は経済が再び熱を帯びてきたことを示しているとし、「諸々の数字は経済の成長を、そしてその結果として、雇用の創出が我々の課題であることを示している」と述べた。

サンパウロ新聞

最終更新:7/12(水) 2:53
サンパウロ新聞