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【ブラジル】インフラ整備に巨額投資 総額の4割は輸送インフラに

7/12(水) 2:53配信

サンパウロ新聞

 ブラジル政府は現在仕上げの最終段階にある「進化プログラム」(Programa Avancar)の下で、2018年末までに500億レアル(約1兆7500億円)以上をインフラ整備に投じたい考えだ。マウリーシオ・キンテッラ運輸港湾民間航空相が5日、ロイター通信に明かしたとして伯メディアが同日付で伝えた。

 ルーラ、ジルマと続いた労働者党(PT)政権が進めた「成長加速プログラム」(PAC)の継続のようなこの政策は来週中にも公式に発表され、テメル大統領に対する告発によってさらに悪化し、政府のプロジェクトの進捗を困難にさせている政治的危機の中で、経済活性化のための動きを生み出す政府の取り組みに組み入れられる。

 民営化もしくは民間企業とのパートナーシップを認めるプロジェクトをまとめた「投資パートナーシッププログラム」(PPI)と違い、「進化プログラム」は公共事業に的を絞ったプログラムだ。キンテッラ大臣によると、「進化プログラム」では運輸港湾民間航空省(以下、運輸省)に対して200億レアル以上が割り当てられる。大統領官房庁で開かれた同プログラムについての会議に出席した後、同相はロイターに「運輸省はこのプログラムの投資額の約40%を受け取ることになる」「それらの投資は18年末までに行われる」と明かした。

 運輸領域の中では街道(高速道路)が最も大きな投資を受けることになる。国道の建設や舗装、メンテナンスには約160億レアルが充てられる。また、鉄道分野には10億レアルが投じられる予定で、同相は「この投資は南北鉄道の完了と東西統合鉄道の前進に使われる」と説明している。これら以外にも、港湾に対しては浚渫(しゅんせつ)及びその他の改良のために17億9000万レアルが、そして水路の事業に4億レアルが投じられる。空港の工事には約8億2000万レアルが割り当てられる予定だ。

サンパウロ新聞

最終更新:7/12(水) 2:53
サンパウロ新聞