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知英「不安だった」KARA脱退の“決断”を語る 『カーズ』主人公と重なったワケとは?

7/12(水) 10:30配信

クランクイン!

 クルマたちの活躍や冒険を描くディズニー/ピクサーによる人気シリーズ『カーズ』の最新作『カーズ/クロスロード』が7月15日(土)から日本でも公開となる。女優・歌手JYとして活躍中の知英にいち早く本作を鑑賞してもらうと、拳を握りながら主人公マックィーンを応援するなど大興奮!「『カーズ』が大好き」という彼女だが、今作で“人生の岐路”に立つマックィーンと「自分自身が重なった」と告白する。

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 “クルマの世界”を舞台に圧倒的なスケールとアクションで“クルマなのに”人間味あふれる個性豊かなキャラクターたちを描く『カーズ』。本作では、天才レーサーのマックィーンが、新勢力の台頭やレース中のクラッシュで自信を喪失しながらも仲間たちに支えられながら再生していく姿を描く。過去作を全て見ており「『カーズ』が大好き」という知英。本シリーズの魅力を「キャラクターが本当にかわいい。クルマなのに表情が豊かで、まるで人間みたいですよね。顔や体の動きだけで感情を表現するところがまたかわいくて」と笑顔で語る。

 お気に入りのキャラクターは、マックィーンの大親友のメーター。「相変わらずおとぼけで、はしゃいでいて」と楽しそうに話しつつ、「キャラクターの表情はもちろん、グラフィックがすごかったですね!アニメーションとは思えないくらい、とてもリアルで。山道を走るシーンは泥や水たまりなど、実写のようでした。本当に撮影隊が山に入って、“アクション!”と言ってマックィーンがお芝居したのかと思うくらい」とお茶目にニッコリ。映像技術についても驚きを隠せない。

 レーサーとして“人生の岐路”に立つマックィーンだが、知英にとって大きな決断だったのが、2014年に韓国のアイドルグループKARAを脱退し、日本を拠点として女優という夢に向かって歩み始めたこと。マックィーンには当初からシンパシーを寄せているところがあったそうで、「シリーズの『1』では、有名なレーサーだったマックィーンが、自分のことを誰も知らない場所に行って苦労する姿が描かれていました。その時も“自分と似ているかもしれない”と思いました」と振り返る。

 本作でターニングポイントを迎えたマックィーンは、“ある決断”をするが、その過程では不安に襲われる一幕も。知英は「あの不安な気持ち、すごくわかります」とうなずく。「私もKARAというグループで愛された日々があって、今は一人で活動をしています。14歳からKARAを6年間やっていたので、新しい道を選んだのは大きな決断でした。その時は、今後どうなるんだろう、何もなくなったらどうしよう、芸能界から消えていくのが怖いとか、いろいろ考えてとても不安でした」。


 日本に来てからは「一人で活動することは、思ったよりも大変だった」そう。「自分の母国語ではない言葉でお芝居するのも、簡単ではなかったです。正直、諦めそうになりました」と振り返るが、そんな知英を支えたのは、「女優になりたい」という強い思いと、仲間の存在だった。

 「マックィーンもメーターや師匠に会って、励まされますよね。私も同じ。KARAのメンバーも応援してくれたし、友達や家族の存在が背中を押してくれました。韓国の友達は“寂しくなるけど、頑張って”とか“誰よりも頑張っているのを知っているよ”と声をかけてくれて。日本に来てからも、スタッフさんをはじめ、たくさんの仲間ができました。年齢を重ねるごとに思うのは、周りの人たちが本当に大事だということです」。

 「周りの人たちの言葉を信じる力があれば、自分のことも信じることができる」とまっすぐな眼差しで語る知英。必死に前に進もうとするマックィーンを見て、「一生懸命な姿ってやっぱりかっこいいですよね。マックィーンの姿勢や言葉に感動して涙が出そうになったシーンも何度もありました」と刺激を受けた。「私も落ち込むときだってあるけれど、夢に向かって走っているのは楽しいです。マックィーンみたいですよね(笑)。ファンの方からは、私を見ることで頑張れると言ってもらえることもあります。誰かの勇気になれていたらすごく嬉しいし、一生懸命やっていれば伝わることもあるのかな」。ひたむきに走り続ける知英のこれからがますます楽しみだ。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国公開。

最終更新:7/12(水) 10:30
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