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IMSA:マツダ、2台のRT24-Pが揃ってトップ5フィニッシュ。「降雨後のタイヤ選択が賭けだった」

7/12(水) 7:30配信

オートスポーツweb

 マツダ・モータースポーツが参戦しているIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)は7月16日、第7戦がカナダのモスポート・パークで行われ、55号車マツダRT24-Pが総合4位、70号車マツダRT24-Pは総合5位で完走し、2台揃ってトップ5フィニッシュを果たした。

 ジョナサン・ボマリート、トリスタン・ヌネスの2名がドライブする55号車マツダは前日に行われた予選で総合5番手につけた。決勝レースのスタートを任されたボマリートは1周目に4番手、1回目のピットストップまでに総合3番手に浮上。
 
 一方、総合10番手からのスタートとなった70号車マツダは、オーバーテイクの難しいコースでトム・ロングが圧巻の走りを披露。スタート直後からライバルたちを立て続けに攻略し、スタートから20分後には総合6番手に浮上してみせた。

【画像】予選5番手から総合4位でチェッカーを受けた55号車マツダRT24-P

 ロングはレース中盤にジョエル・ミラーに交代するまでにトップ3までポジションアップしている。

 チェッカーまで残り1時間を切った頃、上空から大粒の雨が落ちはじめコースを濡らしていく。マツダの2台を含む上位陣の多くはこのタイミングでピットに戻り、タイヤをウエットタイヤに交換していったが、降雨が短時間だったことと、その後陽射しがさしたことで、路面は急激に乾いていった。

 2台のマツダは、路面が完全に乾ききる前に再度ピットに戻り、スリックタイヤに交換してコースに復帰。滑りやすい路面のなか猛プッシュをかける。

 その後、チェッカー直前になってふたたび激しい雨が降ってきたものの、55号車と70号車、2台のマツダRT24-Pは無事にファイナルラップを迎え、総合4番手と5番手でチェッカーを受けた。
■ジェエル・ミラー「今思えばスリックタイヤのままでよかった」
「クレイジーなレースだったよ。コンディションが何回も変わり、雨もたびたび降ってきたので苦労した」と天気に翻弄されたレースを振り返ったのは55号車マツダをドライブしたヌネス。

「タイヤ選択が賭けだったね。しかし、もう一周早くドライタイヤに交換していたらもっと上位で終われていたかもしれない。とても難しいレースだったけど、とても刺激的だったよ」

 70号車マツダのミラーも「すごいレースだったね」と激戦を振り返る。

「トム(・ロング)はとても良いペースで走り、ポジションを上げてくれていた。(僕に替わってから)雨が降りだしたころはスリックタイヤのままで走っていたけど、雨が激しくなったのでウエットタイヤに交換したんだ」

「(タイヤ交換は)僕がリクエストしたのだけど、今思えばスリックのままでよかったね。トップ5は悪くはない結果だけど、今は早く優勝したい気持ちだよ」

 WSCCの次戦、第8戦は7月21~22日にライムロック・パークで行われるが、同大会はGTLMクラスとGTDクラスのみで争われるラウンドとなるため、マツダにとっての次戦は8月5~6日に行われる第9戦のロード・アメリカとなる。

[オートスポーツweb ]