ここから本文です

F1 Topic:ウイリアムズへのPU供給はある?気になる噂にホンダ山本部長が一問一答

7/12(水) 18:51配信

オートスポーツweb

 ホンダに関して流布されている噂には、マクラーレンとの契約以外の話もある。ウイリアムズへの供給、フルコンストラクターなどである。ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、それらの噂について、次のように答えた。

――ウイリアムズへの供給の話も噂されていますが……。

ホンダ山本雅史モータースポーツ部長(以下、山本):ウイリアムズの噂は、おそらくパディ・ロウ(ウイリアムズCOO)から出た話だと思います。というのも、ホンダがF1に復帰する交渉をマクラーレンと行なっていたとき、じつは彼はまだマクラーレンにいて、彼はわれわれのことを知っている。ただ、これは彼が勝手に言っていること。彼は長谷川のことを知っていて、私のことは知らないので、長谷川を通して『私に会いたい』と言っているようですが、私はまだ会ってもいない。というか、私は(ウイリアムズには)興味がない。

――金曜日のFIA会見では、出席した長谷川総責任者に、フルコンストラクターとして参戦する意思はないかという質問もありました。

山本:長谷川がなんと答えたのか、詳細は聞いていませんが、基本的にいまない。いまのこの状況でフルコンストラクターとして参戦したいと言っても、経営メンバーが合意するわけはないから、言っていないし、私自身そういう考えもない。もちろん、勝ち続けていくようになれば、そういう考えも出てくるんでしょうが、いまはそんなことより、目の前の課題を克服することに集中しなければなりません。


――なかなか成績が上がらない状況に、一部のファンからは「ホンダがF1から再び撤退するのではないか」という心配する声も聞こえています。

山本:撤退はない。私は(ホンダの)ボードメンバー(取締役会の役員)や八郷(隆弘/社長)とも話し合っていますが、そこに撤退という文字はありません。F1の世界では噂はつきものなので、そういうことはあまり気にしていない。またマクラーレンとの契約は元々、長期に渡っているので、来年も続けることを新たに発表するつもりもありません。

――成績が出ないことに対して、長谷川総責任者に責任を転嫁する海外メディアがもいますが。

山本:長谷川総責任者体制に変わりはありません。逆にそのような噂が出ると『なんでこんな噂が出るんだ』と八郷からお叱りを受けるほどです。確かに結果だけを見れば、現在の状況は、復帰した15年と同等かそれよりも厳しいことは確かです。ただ、技術的には15年と16年のエンジンでは限界も見えていました。そこでわれわれはマクラーレンと頂点を狙っていくために、昨年の8月に新しいチャレンジを選択した。それは長谷川ひとりが決めたことではなく、ホンダの総意であり、それはマクラーレンも納得して、お互い手を握ったわけです。それを成績が出ないからといって、長谷川ひとりに責任を転嫁するようなことはわれわれは絶対にしません。

――八郷社長からはどんな言葉をもらっていますか。

山本:八郷からは『前進できるように頑張ってやれ』と、私と長谷川は毎戦、檄を飛ばされています。八郷がホンダF1の一番の応援団です。

[オートスポーツweb ]