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IMSA:ペンスキーとアキュラが提携発表。新型DPiマシンを制作し2018年シリーズ参戦へ

7/12(水) 11:04配信

オートスポーツweb

 インディカー・シリーズやNASCARなどで活躍するチーム・ペンスキーは7月11日、ホンダの北米ブランドであるアキュラと提携し、2018年よりIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)の最高峰、Pクラスに参戦することを明らかにした。

【画像】ALMSにポルシェRSスパイダーを投入しクラス3連覇を達成したチーム・ペンスキー

 ペンスキーとアキュラが挑むPクラスは、2017年から既存のLMP2カーをベースにオリジナルのボディカウル、エンジンを装備して各自動車メーカーの特色を盛り込んだプロトタイプマシンを制作できるDPi規定を採用。

 導入初年度となる2017年シーズンはキャデラック、マツダ、ニッサンの3メーカーが独自のマシンを開発して参戦している。

 来季のシリーズ参入を発表したペンスキーも、このDPi規定に基づきアキュラとともに新型マシン『ARX-05』を開発中であるという。

 8月中にも公式発表される予定のニューマシンは、オレカ、ダラーラ、オンローク(リジェ)、ライリーの4社が展開するLMP2カーのなかで唯一DPiが作られていない『オレカ07』をベースにALMSアメリカン・ル・マン・シリーズ、ル・マン24時間耐久レースでの実績がある3.5リッターV6ツインターボエンジン、HR35TTを改称した『AR35TT』を搭載する。

 新車の公式戦デビューは、2018年1月のデイトナ24時間になる見込みで、チームは2台体制でシリーズに参戦する予定。なお、現在のところドライバーラインアップは未定だという。

「ロジャー・ペンスキーはすでにアキュラファミリーの一員として重要な役割を果たしています」と語るのはアキュラ・シニアバイスプレジデントのジョン・イケダ氏。

「我々はすでにNSX GT3で成功を収めていますが、チーム・ペンスキーとともにプロトタイプカテゴリーに戻ってこられることに感激しています」

 また、チームを率いるロジャー・ペンスキーも「ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)ファミリーに加わることができ、アキュラブランドを代表して戦えることに興奮している」とコメント。

「スポーツカーレースは、1966年のデイトナ24時間に出場してから2000年代後半のALMS参戦に至るまで、チームの伝統に不可欠なものだった。我々にとってエンデュランスチームの復活は常に目標のひとつだったが、それにはホンダやアキュラのような強力なパートナーの存在が必要だったんだ」

 これまで数々のカテゴリーで成功を収めてきたチーム・ペンスキー。直近のスポーツカーレースでは2006~2008年のALMSアメリカン・ル・マン・シリーズでLMP2クラス3連覇を達成。

 2007年には格上のLMP1クラスに参戦するアウディ・スポーツを下してシリーズチャンピオンに輝いたほか、2009年には当時グランダム・シリーズとして行われていたデイトナ24時間にスポット参戦し、総合3位表彰台を獲得している。



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