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板キリコ生産ピーク 金沢の製造所、新盆控え

7/12(水) 1:24配信

北國新聞社

 新盆を前に、墓前に供える板キリコの製造が金沢市内でピークを迎えている。伝統的な箱形キリコの代用品として15年ほど前に登場した板キリコは、持ち運びに便利なことから右肩上がりで需要が伸びており、大竹仏壇木地製造所(同市古府2丁目)では昨年より2万個多い22万個の出荷を見込んでいる。

 板キリコは箱形キリコに比べて小さく、持ち運びが容易なほか、くぎを使用していないため焼却処分しやすいなどの利点がある。

 大竹仏壇木地製造所では15年前の生産当初に比べて出荷量が5倍に増えている。大竹英彦社長は「キリコの形状にかかわらず、ご先祖を思う心と宗教心を大事にしてほしい」と話す。

 板キリコを発案した中本製箸(同市湊4丁目)でも1万個多い22万個を出荷する予定で、中本実会長は「地元の間伐材を使って板キリコを製造しており、森林保全にもつながればうれしい」としている。

北國新聞社

最終更新:7/12(水) 1:24
北國新聞社