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近藤氏が史上2位高額5・8億落札/セレクトセール

7/12(水) 9:49配信

日刊スポーツ

<セレクトセール2017>◇2日目◇11日◇北海道・苫小牧市

 国内最大のサラブレッド市場「セレクトセール2017」は11日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目が開かれ、当歳馬のセールが行われた。イルーシヴウェーヴの17(牡、父ディープインパクト)が史上2位の5億8000万円で、G1・7勝ジェンティルドンナの全妹ドナブリーニの17(牝、父ディープインパクト)が3億7000万で落札された。2億円以上は3頭、1億円以上は17頭と大盛況だった。(落札額はすべて税抜き)

 気温は下がっても熱気は増す一方だった。最高潮に達したのは上場番号362、イルーシヴウェーヴの17(牡、父ディープインパクト)が登場した時だ。1億円でスタートすると、1000万円単位で値段が跳ね上がった。4億円を超えた時には会場に「おお!」と声が響いた。デッドヒートの末、5億8000万円で決着。06年当歳馬部門でトゥザヴィクトリーの06(父キングカメハメハ)に付いた6億円に次ぐ、国内史上2位の落札額となった。

 落札した「アドマイヤ」の冠名で知られる近藤利一オーナーは「5億か6億くらいでと思っていたけど、興奮して感覚が分からなくなっていたのが正直なところ。下見に来た時から、どんなことがあってもほしいと思っていた」と話した。友道厩舎に入厩予定だ。

 この日のフィーバーに火をつけたのは、上場番号333、ドナブリーニの17だった。G1・7勝ジェンティルドンナの全妹。11年1歳馬部門で3億6000万円で落札されたラストグルーヴ以来の3億円超となる3億7000万の高値がついた。落札したのは(株)DMM.com。前日にはラヴズオンリーミーの16を1億6000万円で落札。今年のセールを沸かせた同社の野本巧取締役は「緊張しました。2億円を超えると思っていたけど、最初はずっと見ていて手を挙げたのは3回。最初から挙げていたらもちませんでした」と興奮気味に振り返った。

 セール2日目の当歳馬部門は86億9250万円を売り上げ、昨年より約18億円上回った。1頭の平均落札額は昨年の3937万円を大きく上回る4575万円で、史上初の4000万円超え。初日、2日目ともに大盛況で2日間の合計は173億2700万円となり、これも過去最高だった昨年を約24億円更新した。日本競走馬協会の吉田照哉会長代行は「去年の数字も驚異的だったので、去年くらいいけばいいと思っていた。来年馬のレベルはまた上がると思います。さすがに頬が緩んでしまいます」と笑顔。高額馬が続出した投資の成果は、早ければ19年の夏に分かる。【辻敦子】

最終更新:7/12(水) 10:00
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