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相場上昇でも収入減、運用会社受難の時代-顧客のコスト意識が響く

7/12(水) 16:25配信

Bloomberg

上昇相場は資産運用会社にとって、天国のような環境ではない。

世界の資産運用会社で収入と利益が昨年、金融危機の2008年以降で初めて減少した。ボストンコンサルティンググループ(BCG)が11日、運用会社153社を対象に実施した調査結果を公表した。

BCGによると、収入は前年比で1%減り、利益は2%減少。手数料押し下げ圧力が響いたと指摘した。また、運用資産は7%増え69兆ドル(約7834兆円)となったが、増加は相場上昇によるところが大半だった。

顧客の出費が減ったことが、利益率の高いインフラや商品、プライベートエクイティ(PE、未公開株)、ヘッジファンドなどの分野で最も大きく響いた。PEやヘッジファンドなどオルタナティブ投資は業界の運用資産の15%にすぎないが、収入では42%を占めるため影響は大きい。

業界にとってより大きな収入を生むアクティブ運用やオルタナティブ投資の商品から、指数連動のパッシブ運用へのシフトが進んでいる。

原題:Asset Management Revenue Falls in 2016 for First Time Since 2008(抜粋)Asset Managers’ Revenue Falls for First Time Since 2008: Chart

Ivan Levingston

最終更新:7/12(水) 16:25
Bloomberg