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好評!但馬海岸の遊覧船 湯村温泉から無料送迎 兵庫

7/13(木) 7:30配信

神戸新聞NEXT

 本格的な営業開始から2年目となる兵庫県新温泉町芦屋の但馬海岸遊覧船が順調に乗船客を増やしている。好天に恵まれた上、湯村温泉(同町湯)からの無料送迎も好評で、6月末までに昨年の2割増の約9千人が町内の但馬海岸の景色を楽しんだ。5月の大型連休や6月の好天の週末など、2隻のグラスボートがほぼフル稼働する状態となっている。(小日向務)

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 同遊覧船は、遊覧船運営会社「山陰松島遊覧」(鳥取県岩美町)が一昨年、町内の男性から営業権や船1隻などを引き継ぎ、昨年3月に船2隻(定員各64人)を新造して本格的にスタートした。運航期間は3~11月で、山陰海岸ジオパークや山陰海岸国立公園に含まれる海岸線が楽しめる。

 約50分のコース。日本の白砂青松百選に認定されている浜坂県民サンビーチや、日本海が形成される中で生まれた数多くの地層や奇岩が並ぶ、国の名勝・天然記念物の但馬御火浦など見どころは多い。船底のガラス窓を通して海底の地形や魚、海藻などが観察できるポイントもある。

 同遊覧船によると、3月は例年、天候が安定しないが、4、5月は欠航も少なく好調。6月は風の強い日が多く、7日間運休したが、それでも同月末で前年に比べ2割増となっている。

 湯村温泉からは4~6月で840人を送迎。前日に予約を受け、マイクロバスで宿まで迎えにいく利便性が好評で、利用者は昨年から2割増えた。さらに自家用車で湯村温泉を訪れている観光客の問い合わせも目立つという。もともと同社と取引のあった大手旅行会社による京阪神からのツアーなども増加した。

 一方、昨年秋に廃業した香美町の遊覧船の影響については「旅行会社からの問い合わせもなく、あまり感じない」としている。

 ピーク時にはほぼフル稼働で、夏休みシーズンの7月15日~8月16日は、湯村温泉からの送迎も休む予定。閑散期の4、9、10月などの利用を増やすため、同社は「今後、短いコースやより海底の観察が楽しめるルートを開発するなどし、魅力を高めていきたい」と話している。

 運航は午前9時半~午後4時。荒天時は休む。おおむね30分おきに運航するが、団体貸し切りの便もある。中学生以上1600円、小学生800円、未就学児無料。同遊覧船TEL0796・82・1904

最終更新:7/13(木) 7:46
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