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なぜSEO、UXを考えないとサイトリニューアルは失敗するのか?/SEO土居氏×UX枌谷氏(中編)

7/13(木) 7:06配信

Web担当者Forum

マーケティング戦略なくしてSEOもUXもない。ましてや、サイトリニューアルを見た目のデザインだけで判断するなんてことはありえない。

業務提携を行った、株式会社ベイジのUXスペシャリスト枌谷(そぎたに)氏とナイル株式会社のSEOスペシャリスト土居氏に、「サイトリニューアルやマーケティングにおいて、SEOとUXをどのように考えるべきか」テーマに語ってもらった。(中編)

・前編「ユーザーファースト=ベストなマーケティングとは限らない」から読む

 

まだまだ見た目で判断する会社が多い

枌谷力氏(以下、枌谷): SEO業界で土居さんが最近気になっていることはありますか?

土居健太郎氏(以下、土居): 信頼性が低いコンテンツ、低品質なコンテンツ、よそのコンテンツを無断で借用する、などのコンテンツに関わる話は気になります。

このような問題は、検索順位を上げることを目的に作られた不適切なコンテンツが、実際に検索結果の上位に表示されてしまっていたことに起因します。「こういうコンテンツを作れば順位は上がりやすい」という方法論がシンプルで、実行するハードルも低いわけです。

情報の信憑性が担保されていないにもかかわらず、ユーザーの目に触れる可能性があり、以前のリンクスパムよりも質が悪いです。多くのリンクスパムは、「ユーザーに見えないところ」でしたから。

枌谷: UXで気になることは、次のことです。

・UX = ユーザビリティだと思っている人が多いこと
・制作会社 = 見た目をデザインするところだと思っている人が多いこと

なぜUXという言葉が広まったかといえば、「プロダクトやツールのUIデザイン、ユーザビリティだけではなく、それを取り巻く全体のユーザー体験も考えなければならない」という始まりだったはずです。しかし「UX = 使いやすさ」としてしまうと、UX普及以前の考え方に戻って、また同じ問題を繰り返してしまうのでないかと思います。

あとは、「制作会社というのは、サイトのデザインをするところだ」と思っている人が多いのも気になります。制作会社からの提案を判断する際に、サイトをどうビジネスやユーザー接点に活かすのかという観点ではなく、単なる見た目のデザインカンプで判断しようとする会社がすごく多いです。

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最終更新:7/13(木) 7:06
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