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外見で損する人は努力不足? 「見た目問題」当事者と一緒に考えた 「僕は第一印象で決めつけない」

7/16(日) 7:00配信

withnews

 人は見た目が何%? こんな質問を、ネット上で投げかけたところ、600件を超える回答が集まりました。うち9割が「今の社会では、人は見た目で判断されていると思う」と、見た目重視の風潮を感じていました。中でも目立ったのが、見た目が就職活動や人付き合いで有利に働くのではないか、という声。「見た目問題」の当事者で、アルビノ・エンターテイナーの粕谷幸司さん(33)と語り合いました。(朝日新聞記者・岩井建樹)

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外国人に間違えられます

――粕谷さんは、生まれつきメラニン色素をつくれないため、肌や体毛が白い「アルビノ」に生まれました。見た目について、人一倍考えてきたと思いますが、今回のアンケートについて、どう思いましたか。

「きっと問題意識が強い人が回答していると思うので、その結果だけで『ほら、見た目が社会問題になっているぞ』って提示されるのは嫌ですね」


――「見た目より中身が大事」って言うけど、「本当はどうなの?」と問いたいと思い、このアンケートを企画しました。粕谷さんは、見た目で判断されることはありますか?

「そりゃ、ありますよ。『音楽やっている人ですか』『気合入っていますね』とか。年配の人からは外国人と思われます。先日もおばちゃんから、『ハロー』って、声かけられました! 『可哀想』って勝手に同情されることもあります。でも、僕は可哀想じゃないですから。アルビノにうまれてよかったと思っていますし、僕の武器だと思っています!」

美男美女は就活有利!?

「見た目で判断されているのかどうかは、とある会社での就職活動で一番に感じた。集団面接等で進んでいくにつれて、残っているのは美男美女ばかりという。顔で判断されることは多いと思う」(愛知県 男 30代)――朝日新聞のアンケートから

――見た目が就活に影響するって意見がありました。粕谷さんは、新卒の就活はどうでしたか?

「30社以上落ちました! けど結局は就職できたし、アルビノで『苦労した人』だなんて思わないでいいですよ」

「面接では、『まじめそう』『目がいきいきしている』とか、そういう印象が大事になるのでは? 僕も仕事で採用にかかわっていたことがありますが、見た目の印象で判断できることがありました」

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最終更新:7/16(日) 7:00
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