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【台湾】新日光、ファウンドリー鉅晶に竹南工場売却

7/13(木) 11:30配信

NNA

 太陽電池製造大手の新日光能源科技(ネオソーラーパワー)は11日、苗栗県竹南鎮に設けている工場とその設備を、ファウンドリー(半導体の受託製造企業)の鉅晶電子(マックスチップ)に12億5,100万台湾元(約47億円)で売却すると明らかにした。鉅晶は8インチウエハーを専門に取り扱っており、竹南工場の買収で生産能力を増強する。
 12日付経済日報が伝えた。新日光によると、竹南工場の売却益は2,000万元に上る見通し。売却によって得た資金は、太陽電池モジュールの生産や太陽光発電所の拡大に投じる方針という。
 鉅晶はかねて電源管理ICと液晶ディスプレー向けドライバーICの受注が生産能力いっぱいの状態で、生産設備の拡張を検討していた。竹南工場の買収後は既存の自社工場で手掛けていた後工程の検査設備を竹南に移設し、空いたスペースを半導体の生産に充てる計画。
 太陽光発電市場では市況の低迷を受け、関連企業が工場を売却したり生産能力を縮小したりするなど、資産を有効活用する動きが活発化している。新日光は今年に入り、多結晶シリコンの太陽電池市場からの撤退を進め、単結晶シリコン電池と太陽電池モジュール、太陽光発電所事業を強化する方針を示しており、5月の董事会(取締役会)で、多結晶シリコン電池とモジュールを生産していた竹南工場の売却を決定した。

最終更新:7/13(木) 11:30
NNA