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10項目の懸念に事業者回答 伊東・太陽光発電計画

7/13(木) 9:20配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 伊東市八幡野地区で大規模太陽光発電所の設置を計画している合同会社(東京都)の代表と、小野達也市長の2回目の面会が12日、市役所であった。同社は市から指摘された10項目の懸念事項について回答。小野市長が要望した計画の白紙撤回について代表は「真剣に協議している段階。来週中に答えたい」と述べた。

 同社は漁業やダイビングなど観光産業への配慮として「八幡野川の改修と、調整池設置により泥水の流出を防止する」と回答。事業区域周辺で害獣被害が起きた場合は「責任をもって駆除する」とした。太陽光パネル周囲の森林を残し、景観悪化や周辺の温度上昇の対策も取るという。

 代表が回答書を小野市長に渡した後、同社担当者が読み上げた。小野市長は「中間報告を受けたと判断している。白紙撤回については再度回答を求めたい」と話した。

 計画は、同地区の山林に約105ヘクタールの事業区域を設定し、約12万枚のパネルで40メガワットほどを発電する内容。地元では反対運動が強まっていて、3市民団体が延べ2万5千人以上の反対署名を集めているほか、市議会が反対決議を全会一致で可決している。

静岡新聞社