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ダルも可能性認めた 昨季王者カブスへのトレードが急浮上

7/13(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 レンジャーズ・ダルビッシュ有(30)がトレードを受け入れる姿勢を見せた。

 10日(日本時間11日)に行われたオールスター(マイアミ)前日の選出選手による恒例の会見でのこと。7月末のトレード期限が迫っていることを聞かれたダルは「もちろん、それは。その可能性はあるだろうなと思う。別にどっちでも大丈夫です」と、初めて公の場で移籍に関してコメントした。

 今季のレンジャーズは故障者が続出したこともあり、43勝45敗の借金2で前半戦を折り返し。ア・リーグ西地区首位のアストロズに16.5ゲーム差の3位と引き離されている。ポストシーズン進出は厳しい状況だけに、今季限りで6年契約が切れるダルには、かねてトレードの噂が絶えなかった。

■巻き返しには先発投手の補強が急務

 ダルは前半戦19試合に登板し6勝8敗、防御率3.49。黒星先行ながら、125奪三振、クオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以内)13回と安定した投球を続けていて、先発が手薄な球団にとっては垂涎の的だ。

 米メディアは同じテキサス州に本拠を置くアストロズ、田中が絶不調のヤンキースなどを移籍先の候補に挙げているが、ここにきてナの伝統球団が浮上した。

 昨季、108年ぶりの世界一を達成したカブスだ。今季はレンジャーズ同様、投手、野手とも故障者が相次いだこともあり、ナ・リーグ中地区で首位ブルワーズと5.5ゲーム差の2位で前半戦を終えた。2チームが出場するワイルドカードゲーム争いでは3位ながら、2位ロッキーズとは7.5ゲーム差。ヘンドリクス(4勝3敗)、ラッキー(5勝9敗)のローテーション投手2人が離脱しており、巻き返しには先発投手の補強が急務だ。

「カブスは同僚を批判したベテランのモンテーロ(現ブルージェイズ)を解雇し、現在は捕手も手薄な状況です、ダル同様、今季限りで契約が切れる正捕手ルクロイとともに2人まとめて獲得する可能性はあります」(スポーツライター・友成那智氏)

 カブスがワールドシリーズ連覇を達成すれば、1907、08年以来のこと。ダルは正妻とともに老舗球団の連覇請負人として迎えられるというのだ。