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au新料金「ピタットプラン」と格安スマホ どっちが得か?

7/13(木) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 KDDIが10日に発表したスマホの新しい料金プラン「auピタットプラン」。毎月使ったデータ利用量に合わせ、5段階の定額料金が自動的に適用される。

 たとえば、先月は1GB以下だったから2980円、今月は2GB以下だから3980円といった具合だ。

 さらに7月14日~12月31日に新規契約、機種変更時に同プランに加入すると、利用料金が12カ月間1000円引き。つまり1980円~というわけだ。

 月によってデータ利用量にばらつきがあるユーザーにとっては、ムダな料金を払わなくて済むメリットがある。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「『格安スマホに替えようか』などと考えている顧客の流出を食い止める効果はあるはず」と言うが、実際のところ、格安スマホとどっちが得か。

 MM総研の調査(16年12月)によると、auなど大手キャリアーのスマホ利用者の56%が月3GB以下しか使っていない。ピタットプランならどうなるか。

 1回5分以内の国内通話の場合、かけ放題の「スーパーカケホ」で3GB以下なら、1000円引きで4480円。

 やたらCMを見かけるUQモバイルの「プランM」なら、月2980円(14カ月目以降は3980円)で6GB(26カ月目以降は3GB)、1回5分以内の国内通話が何度でも無料だ。

 やはり料金だけを比較すると、格安スマホにはかなわない。

「スマホは旅行と似ているところがあって、たとえば旅慣れていない人が飛行機代と宿泊費だけの格安旅行で海外に出かけると、あれやこれやと現地でオプションを付け、結局、大手のパック旅行と変わらない料金になったりする。大手なら現地に支店があって困った時に助けてもらえますが、格安だと、それもままならない。スマホもそれと同じで、ガラケーから格安スマホに切り替えた中高年が、少々割高でもアフターサービスが充実している大手に戻るケースが最近増えているようです」(前出の井上氏)

 どっちが得かは、利用者の“経験”次第ということか。

 ちなみに、前出のMM総研の調査によると、スマホ利用者の月額利用料金(通話料+データ通信料+オプション料)は、平均6353円だ。