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ブラジルのルラ元大統領に禁錮9年半の判決、収賄罪で

7/13(木) 10:13配信

ロイター

[ブラジリア 12日 ロイター] - ブラジルの裁判所は12日、建設会社から便宜供与と引き換えに賄賂を受け取った罪などに問われたルラ元大統領に対し、収賄罪で禁錮9年半の判決を言い渡した。今でも国民の間で人気が高いルラ氏の政界復帰を阻む結果となった。

ルラ氏の弁護団は上訴の意向を示しており、直ちに収監されることはない。同氏はまた、汚職絡みで別の4件の訴訟を抱える。

判事は、ルラ氏が大手建設会社OASから、国営石油会社ペトロブラス<PETR4.SA><PBR.N>との契約で便宜を図る見返りとして370万レアル(120万ドル)相当の賄賂を受け取ったと認定した。検察によると、賄賂はルラ氏の所有する海岸沿いのマンションの改修費に充てられたという。

判決を受け、ブラジルの通貨レアル<BRBY>は上げ幅を拡大し2カ月ぶりの高値をつけたほか、ブラジル株<.BVSP>も値上がりした。

ルラ氏は、初の労働者階級出身の大統領として2003─11年に同職を務めた。支持率が依然高いことから来年予定される大統領選の最有力候補と目されてきたが、二審で有罪となった場合、立候補はできなくなる。他の有力候補も大半が汚職調査の対象となっていることから、政治家出身ではない人物が勝利する可能性も高まる。

最終更新:7/17(月) 12:15
ロイター