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ベトナム 企業のクラウド支出伸び率、ASEANで最大

7/14(金) 8:15配信

SankeiBiz

 ベトナムは、インターネットを経由して情報処理サービスを提供する「クラウドコンピューティング」への企業の支出額伸び率が、2010~16年に年平均64.4%で東南アジア諸国連合(ASEAN)の中で最大だった。同国ソフトウエア・情報技術サービス協会とシンガポール国立大学のリー・クアンユー公共政策大学院の調査で明らかとなった。現地紙サイゴン・タイムズなどが報じた。

 同大学院の教授は、16年までの7年間の支出額伸び率について、ASEAN域内の年平均が49.5%、世界全体では同42.5%だったとし、ベトナムの伸びが際立つと指摘した。この調査に参加したベトナム企業500社のうち56%がクラウドコンピューティングを活用していると回答した。

 製品の品質管理効率化や開発の時間短縮、投資コストの削減などに寄与するクラウドコンピューティングは、ベトナム企業の成長を大きく後押しするとみられている。

 ただ、域内各国の支出額をみると、シンガポールはベトナムの107倍、マレーシアが6.5倍で、ベトナムは市場規模がまだ小さい。同教授は、海賊版ソフトウエアの横行やクラウドコンピューティングに関する認識不足と安全性への懸念などが今後の課題と指摘した。

最終更新:7/14(金) 8:15
SankeiBiz