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AI選出の最適ニュース配信 東大発ベンチャー・ストックマークが本格展開

7/14(金) 8:15配信

SankeiBiz

 東大発ベンチャーのストックマーク(東京都足立区)は、人工知能(AI)が選んだウェブニュースのクリッピングサービス「Anews(エーニュース)」を本格展開する。サービスを導入した企業・官公庁の各部署に対し、最適なニュースを毎日配信するもので、情報の収集や共有化を効率的に行えるのが特徴。すでに経済産業省製造産業局の航空機武器宇宙産業課などが活用しており、初年度は100カ所への納入を目指す。

 各組織でミーティングなどを行う場合、それに先だって情報を収集するのが一般的。ところが「見る情報は似通っているのに、同じような情報を各人が集めてしまってチーム全体で無駄な時間を消費している」(林達社長)というのが現状だ。こうした課題をAIを活用して改善していくのが、新サービスのねらいだ。

 具体的には組織の各メンバーが、「どういった記事を読んでいるのか」「どのような記事にコメントし『いいね』をしたのか」や文脈について学習。国内外の1万メディアが提供する、1日当たり約10万件のニュースから、各組織に最適化されたウェブニュースだけを配信する。

 この結果、メンバー同士の情報共有が迅速に行えるようになるほか、コミュニケーションの活性化にもつながる。また、働き方改革や余剰時間を活用した新たな価値の創出も実現する。

 サービスでは既読や未読も管理する。読んでいない記事があれば、個人にリマインドメールを送信し、気づきを促す機能を持たせているほか、個人がどんな記事を読んでいるかが、すべて履歴として残っているので「チーム全体の情報感度がどんどん高まっていく」(林社長)としている。

 サービスの本格展開に当たっては、情報収集の精度を上げていくほか、トレンドの分析機能を強化する。また、コンテンツ面でのメディアとの連携体制も推進していく。

最終更新:7/14(金) 8:15
SankeiBiz