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自宅などから睡眠導入剤、准看護師を送検 茶に混入か

7/13(木) 11:56配信

朝日新聞デジタル

 千葉県印西市の老人ホームで、睡眠導入剤を混ぜたお茶を同僚らに飲ませて交通事故を起こさせたとして、准看護師の波田野愛子容疑者(71)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、県警は波田野容疑者の自宅と施設から複数の種類の睡眠導入剤を押収した。捜査関係者への取材でわかった。

【写真】波田野愛子容疑者を乗せて千葉県警本部から千葉地検に向かう警察車両=13日午前10時3分、千葉市中央区、八木拓郎撮影

 捜査関係者によると、波田野容疑者と施設の入所者がそれぞれ医療機関から処方された薬だという。波田野容疑者は施設で唯一の准看護師で、入所者の薬を1人で管理していた。

 施設では1月以降、強い眠気やめまいの症状を訴える職員が相次いでいた。県警は、睡眠導入剤を混ぜたとみられる飲み物の提出を施設側から受け、成分の鑑定結果や職員らの証言などから、波田野容疑者が薬の混入を繰り返していたとみて調べている。

 県警は13日午前、殺人未遂容疑で波田野容疑者を送検した。5月15日に同僚の女性職員(69)とその夫(71)に睡眠導入剤を混ぜたお茶を飲ませて、意識障害などで交通事故を起こさせ、夫婦と事故の相手方の男性(56)を殺害しようとした疑いがある。捜査関係者によると、殺意については認めていないという。

朝日新聞社