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マニラで2邦人殺害、被告に死刑求刑 甲府地裁で論告

7/13(木) 12:01配信

朝日新聞デジタル

 フィリピン・マニラで2014~15年、山梨県の男性2人を保険金目的で殺害したとして、殺人罪や詐欺罪などに問われた同県笛吹市の無職岩間俊彦被告(43)の裁判員裁判が13日、甲府地裁(丸山哲巳裁判長)であった。検察側は論告で「極めて巧妙に計画され、冷酷で残忍。2人の生命を奪った結果はあまりに重大」として死刑を求刑した。弁護側は「計画も共謀もしていない」として無罪を主張した。判決は8月25日に言い渡される。

 起訴状によると、岩間被告は死亡保険金を入手しようと、久保田正一受刑者(44)=2人に対する殺人罪などで無期懲役が確定=らと共謀し、14年10月に同県韮崎市の整骨院経営鳥羽信介さん(当時32)を、15年8~9月に笛吹市の会社役員中村達也さん(当時42)を、それぞれマニラで現地の実行犯に射殺させたとされる。

 これまでの公判で岩間被告は「計画を持ちかけたことはない」などとして、一貫して無罪を主張している。一連の事件では4人が起訴され、岩間被告以外の3人の刑は確定している。

朝日新聞社