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夏の「怪談ツアー」へ向け“お祓いの儀式”…はとバス、好調で今季は3コース

7/13(木) 20:30配信

レスポンス

東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅からちょっと歩いた路地裏、通称「お岩さま」の鳥居前に、はとバスの女性ガイドやシーライン東京の船長の姿。7月14日夕方、はとバスグループがこの夏に実施する「怪談バスツアー」の“お祓いの儀式”が行われた。

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現場は「四谷怪談の旧地」といわれる田宮稲荷神社跡。「江戸時代後期の歌舞伎脚本作者、四代目鶴屋南北が書いた『東海道四谷怪談』で有名な民谷伊右衛門の妻・お岩をまつったお岩稲荷神社の旧地で、東京都指定旧跡」(新宿観光協会)。

この小さな神社に、はとバスの企画職やガイド、クルーズ船を運行するジールの関係者・船長、怪談ツアーの案内役・講釈師などが集まり、今後の安全運行を願い“お祓い”を受けた。

同社では「かつて、怪談ツアー運行時に体調不良を訴える社員もいた」とか。「すべてのツアーが無事、運行されることを祈念して、企画担当者や乗務員、講談師、船会社が参加する、はとバスの夏の恒例行事」と同社。

はとバスの怪談ツアーの始まりは1973年と古いが、1年だけ実施して短命に終わった。のちに1999年に復活し、それから今年で18年目をむかえる恒例ツアーに成長した。

また、講釈師の怪談噺と夜景クルーズを組み合わせた「怪談クルーズ」も2013年に始まり、現在まで990人が体験。2016年実績では、怪談クルーズ223人(7回実施)、お寺で聞く怪談86人(2回)と、全9回の運行で乗車密度は85%(満席44名を密度100%とした場合)。これは邦人向けコースの平均密度56%を大きく上回る数字だ。

ことしは、これまでの2コースから3コースへ増便。怪談バスツアーの好調ぶりについて同社は、「NHK『ブラタモリ』『探検バクモン』などの教養番組が人気を集めている。バスツアーでも歴史・地理・逸話に詳しい案内人がコースに同行することで、乗客の知的探究心を刺激する大洋を提供。首都圏のファミリー、カップル、友人同士など幅広く、男性ひとりの参加も見られる」と伝えた。

この夏は、四谷・谷中・根岸・日本橋・運河体験と行く「講釈師と行く夜の怪談クルーズツアー」(9980円)や、浅草・両国エリアの「お寺で聞く 怪談の夕べ」(8600円)、東京タワーや東京湾サンセットクルーズで組む「シンフォニー怪談クルーズと東京タワーお化け屋敷 最恐ホラーアトラクション」(1万1500円)が設定されている。



《レスポンス 大野雅人》

最終更新:7/14(金) 17:25
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