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【巨人】見えた!反攻の新打線!2番二塁マギーで10人攻撃&今季初1イニング5点

7/13(木) 6:05配信

スポーツ報知

◆巨人8―3ヤクルト(12日・東京ドーム)

 由伸巨人が超攻撃的オーダーでヤクルトに3連勝。前半戦ラスト9連戦を7勝2敗で終えて4位に浮上した。マギーを初めて「2番・二塁」で起用。助っ人は5回、右方向へのヒットでチャンスを広げ、気迫の本塁ヘッドスライディングも見せた。7番に入った亀井も4安打3打点の大暴れ。長野は通算10本目の先頭打者アーチ、村田は巨人100号を放った。投げては5回1失点の宮国が今季初勝利を挙げた。後半戦はセ・パともに17日にスタートする。

【写真】宮国、1010日ぶり先発勝利

 流れるような攻撃に、ベンチの由伸監督は何度も手をたたいた。2―1の5回1死一塁からマギーが右前打でつなぐと、ここから2点を追加。最後は亀井が2死満塁から中越え3点二塁打を放った。打者一巡の猛攻で今季初の1イニング5得点。得点力アップのために組んだ超攻撃的オーダーが機能し「最後に走者がたまったところで長打が出ればこういう形になる」とつながりを実感した。

 試合前、スタメン発表で場内が騒然とした。「2番セカンド、マギー」。メジャー時代の09年に二塁手で22試合出場した経験があり、今季も途中から守ったことはあるが先発は初めて。阿部、村田と初めて3人が同時にスタメンに並んだ。2番も来日初めてだったが、メジャーでは通算20試合(14試合先発)で打率3割8分1厘と適性はあった。

 試合前まで、直近5試合は重信、山本、立岡が2番で先発するも、計16打数1安打、打率0割6分3厘。開幕からスタメン2番の通算打率が2割1分で、14試合連続長打なし。得点力不足の一因になっていた。1番・長野の調子が急上昇。好調の3番・坂本勇以降に良い形で回すため、由伸監督は右打ちもできるマギーを2番に起用。これが見事にはまった。適応力の高さを見せた助っ人は「守備も打撃もそつなくできて良かった」と胸を張った。

 この日、7番に入った亀井も2番の適性はある。それでも由伸監督はあえて下位打線に置いた。狙いは得点圏打率3割9分5厘の勝負強さだ。今季、7番では打順別最多の12人が先発。開幕から固定できず苦しんだ。そこに亀井が入り打線に厚みが増した。09年以来8年ぶり、プロ2度目の1試合4安打と躍動したベテランは「打線がしっかりすれば勝てるということを見せられた」と振り返った。

 課題だった2番と7番の2人が得点に絡み、チームは今季3度目の同一カード3連勝。由伸監督は「なかなか機能しなかった部分が打てば、それなりに打線として流れは良くなる」とうなずいた。

後半へつなげた 前半戦最後の9連戦は7勝2敗。この間、登板間隔を詰めて2勝した菅野、田口の奮闘に、最後は打線がつながり、チームは上昇ムードが漂う。中日と入れ替わって4位に浮上した。指揮官は後半戦の二塁・マギーについて「それはその時によって」と話すにとどめたが、最高の形で前半戦を折り返した。(片岡 優帆)

最終更新:7/13(木) 17:14
スポーツ報知