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二重代表禁止なのになぜマルダ出場強行?ゴールド杯でギアナ没収試合も

7/13(木) 16:38配信

東スポWeb

 北中米カリブ海王者を決めるゴールドカップが米国で開催されているが、11日(日本時間12日)に仏領ギアナがホンジュラスと0―0で引き分けた試合が物議を醸している。

 この試合、仏領ギアナ代表として先発フル出場したMFフローラン・マルダ(37)はフランス代表として80試合に出場。2006年ドイツW杯の準優勝メンバーで、07年から13年まではチェルシー(イングランド)の主力としても活躍した。近年は生まれ故郷の仏領ギアナ代表としてプレーしていたが、国際サッカー連盟(FIFA)は異なる国または地域の代表でのプレーを禁じているため、ホンジュラス戦の出場は規定違反となる。

 このため北中米カリブ海連盟(CONCACAF)は懲罰対象事案として審議を開始。現地では、没収試合となってホンジュラスの3―0の勝利となる可能性が高いと報じられている。

 ここで謎なのは、サッカー界の「二重代表禁止」は選手、関係者なら誰でも知っている話なのに、なぜマルダは強行出場したのか。初戦のカナダ戦(7日)は規定抵触を恐れて欠場したにもかかわらず、だ。

 実は仏領ギアナはFIFAに加盟しておらず、W杯予選にも出場できないチーム。だがCONCACAF加盟チームではあるため、ゴールドカップの出場権を有する。この複雑な事情が「二重代表可能」という解釈につながったとの見方もある。いずれにしてもマルダの真意はどこにあるのか。大会側の裁定とともに注目される。

最終更新:7/13(木) 16:38
東スポWeb