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浜松・板屋町にシャンパンが飲める生花店 シャンパンを看板メニューに /静岡

7/13(木) 18:02配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 浜松・板屋町に6月20日、カフェバー併設の生花店「K.garden」(浜松市中区板屋町、TEL 080-6954-9971)がオープンした。(浜松経済新聞)

店舗外観

 長年フローリストとしてフラワーアレンジメントに携わってきた店主の沢登薫さん。日本でフラワーアレンジメントを学びインストラクターを務めた後、香港に渡る機会があった。現地の生花店に通っていたところ、「働いてみないか」とスカウトされ、結婚式やパーティーの会場装花や花束を創作する仕事を経験。帰国後約3年半、カフェの一角で小さく生花店を営んでいた。今年に入り、知人から同所の物件が空く予定なので店を持ったらどうかと声を掛けてもらい、いい機会だと思った沢登さん。自分でもほかに物件を探したが、紹介してもらった物件が静かな通りで一番気に入った物件だった。生花店だけでは広々とした空間だったため、自分の好きなコーヒーとシャンパンをメインに扱うカフェバーを併設し、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約14坪。カウンター5席、テーブル4席の計9席。日本家屋の砂壁を思わせる黄土色の壁に、沢登さんの気に入ったアンティーク家具が並ぶ静かでゆったりとした空間。以前からの客の年齢層が高いことから、来店した際に長くゆっくりしてもらいたいという思いを込め、落ち着いた雰囲気に仕上げた。フランスではよくある生花店の奥にカフェがあるスタイルを取っている。

 シャンパンとコーヒーを中心に提供するカフェバーのメニューは、沢登さんが今までに飲んで自らが気に入ったものを取りそろえる。シャンパンはボトルに優美なアネモネの絵がデザインされた「ペリエ・ジュエ」(6万円)や「ペリエ・ジュエ ローズ」(3万円)、「ニコラ・フィアット」(1万5,000円)など約15種類を用意。ペリエ・ジュエは花と一緒にショーケースに飾り、同店の看板として大切に保管。グラスでは「モエ・エ・シャンドン モエ ロゼ アンペリアル」(1,200円)も楽しむことができる。「街中での買い物の帰りに昼間からシャンパンを一杯飲んでいく方もいる。今後はワインの勉強もして、ワインメニューを増やしていけたら」と沢登さん。コーヒーは、コーヒー好きの知人に焙煎(ばいせん)してもらい提供(ホット=500円、アイス=600円)。酸味が少なくすっきりとした味わいだという。スイーツメニューは、イタリア料理店のシェフに用意してもらっている「チョコテリーヌ」(200円)もそろえる。

 フラワーアレンジメントは主にオーダーメードで行っており、「できるだけ鮮度の高いものを使う」という。客の希望に沿いながら沢登さんの世界観でアレンジメント。希望があればフラワーアレンジメント教室(5,000円~1万5,000円)も開く。中でも、バッグに造花をアレンジするものが人気だという。沢登さんは「飾ってみたり、見て楽しんみたり、持って出掛けることもできる。自分が作ったものだと誰かとの話題作りにもなっていろいろな楽しみ方ができる」と話す。

 「今までの経験や人のつながりが一つになっている。自分の経験や好きなことを、自信を持って提供していきたい」と沢登さん。「現在、生花店としてはオーダーから配達するスタイルが多いが、フラッとカフェに来てくださったお客さんに花に興味を持ってもらったり、花を求めてきたお客さんにカフェでゆっくりしてもらったりと、自分のやりたい形の中でさまざまな要望に応えていきたい」とも。

 営業時間は13時~22時。日曜・第3月曜定休。

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