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【高校野球東東京大会】青井、野球の喜びかみしめ

7/13(木) 7:55配信

産経新聞

 「最高の球を投げてやる」。先発投手を務めた青井の猪狩洸次主将は野球ができる喜びをかみしめていた。昨年夏、先輩の引退後に残った部員は猪狩と左腕のエース・和田裕介の2人。今夏の出場も危ぶまれる状況だった。

 2人は「高3まで青井で野球がやりたい」と、経験者らに片っ端から声をかけ部員集めに奔走。春にようやく出場可能な部員が集まった。

 二回裏、6点を奪われ2死満塁でマウンドを託した和田に、猪狩はマスクをかぶって駆け寄り「ごめんな」。「任せろ」と答えた和田は、ピンチを乗り切った。苦労を重ねたバッテリーの1年ぶりの公式戦“復活”だった。

 三回表には猪狩がチーム初安打で出塁し、ヘッドスライディングで生還するなど、敵失を絡め4点を返す奮闘を見せた。野球ができる喜びを全身で表現した猪狩は試合後、「みんなと最後まで(野球を)やれてうれしかった」と感無量の面持ちで話した。(安村文洋)

最終更新:7/13(木) 8:10
産経新聞