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【高校野球西東京大会】最大限の声で元気届ける

7/13(木) 7:55配信

産経新聞

 □国学院久我山・元エースの応援団長

 初回、二回と連続で先頭打者に本塁打を許しリードを奪えない国学院久我山を、スタンドから勇気づけ勝利に導いた応援団長がいた。昨秋のエースながら右肘の故障でマネジャーに転向した東祥太郎さん(17)。「何も問題ない、いつも通りやれと思いを込めた最大限の声で応援した」

 昨秋痛めた肘をリハビリする中、支えになったのは同級生の「待ってるよ」という言葉。選手復帰はならなかったが、「『お前の分も頑張る』と言ってくれた仲間に、一番気持ちを込めて応援できるのは自分だ」と応援団長に立候補した。

 昨夏ベスト8と神宮常連の強豪だが、秋春は苦戦が続き、今大会はノーシード発進。東さんは「ひとつになることが絶対必要。暗い気持ちになりそうなとき、選手に応援で元気を届けたい」と、この日も約70人のスタンド部員をまとめ、力強い声援を送った。

 「挑」をテーマに掲げた夏、次戦の相手は優勝候補の日大三。尾崎直輝監督(27)は「夏が勝負だと言ってきた。東は『日本一の応援団にする』と言っており、全員でチームに貢献したいという強い思いがある」と話す。選手と応援団が一体となり、下克上に挑む。(安枝稔)

最終更新:7/13(木) 8:11
産経新聞