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<大相撲名古屋場所>高安「相手見て」突き落とし 1敗守る

7/13(木) 20:55配信

毎日新聞

 ◇5日目(13日・愛知県体育館)

 初日こそ黒星だったが、その後は4連勝の新大関・高安。序盤戦を終え「2日目からは思ったように体が動いている。いいんじゃないですか」と振り返った。波乱続きの今場所だが、横綱・大関陣で唯一の1敗を守り、全勝の白鵬を追う。

 この日は初顔合わせの貴景勝に、重い突き押しを許さなかった。立ち合いで右からかち上げ、20歳の上体を起こす。突きながら潜り込ませないようにすると、相手の足がそろったとみるや右に素早く体を開いて突き落としを決めた。

 「よく相手を見て相撲が取れた」と自己評価する一方、前に出ての相撲でなかなか白星を挙げられないもどかしさもある。「人間だから毎日完璧にできるわけじゃない。どれだけ強くなっても課題をもって、自分で反省点を見つけないと成長できない」と口にした。

 兄弟子で田子ノ浦部屋付きの西岩親方(元関脇・若の里)は「(かち上げの威力を高めるために)立ち合いを低くすることが必要。攻めながら四つになって白鵬のような相撲をしてほしい」と注文する。高安自身も、現状に満足はしていない。勝ちながら、地位にふさわしい取り口を身につけたい。【藤田健志】

最終更新:7/13(木) 21:35
毎日新聞