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カードローンで行員評価、全銀協会長「問題なし」

7/13(木) 20:26配信

朝日新聞デジタル

 無担保で多額のお金を貸すカードローンで、多くの銀行が融資拡大を行員らの業績評価に導入していることについて、全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ社長)は、問題ないとの認識を示した。一部の営業現場では事実上の「ノルマ」となり、ニーズを超えた貸し付けにつながりかねないが、目標が適切なら問題は起きないとした。

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 13日の定例記者会見で平野氏は「目標を設定して事業運営を行うのは一般的。誤っていない」と語った。「問題はニーズに沿った目標設定、業績評価がなされているかだ」とも述べ、適切な目標水準であることが重要だとした。

 朝日新聞のアンケートでは、回答した大手銀行・地方銀行計50行のうち、約6割がカードローンの口座や融資増を支店や個人の評価対象としていた。融資拡大に前のめりになり、多額の貸し付けを誘発しやすい。それでも平野氏は「お客様の目線で本当に必要で返せる範囲か、各行が留意すべき点だ」とした。

朝日新聞社