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<陸上>男子1万大迫は参加標準届かず 中長距離チャレンジ

7/13(木) 23:31配信

毎日新聞

 陸上のホクレン中長距離チャレンジ最終戦が13日、北海道網走市営陸上競技場で行われた。男子1万メートルで大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)が27分46秒64で日本人トップの2位に入ったが、8月の世界陸上(ロンドン)の参加標準記録(27分45秒00)を突破できなかった。男子3000メートル障害は、潰滝大記(つえたき・ひろのり)=富士通=が8分29秒05で参加標準記録(8分32秒00)をクリアし、日本代表入りが確実となった。女子5000メートルは、日本選手権で3位に入った小笠原朱里(山梨学院高)が15分49秒07で参加標準記録(15分22秒00)に届かなかった。

 ◇世界の大舞台、1秒64届かず

 ゴール直後、うつむき、両手を膝についてしばらく動けなかった。男子1万メートルで世界選手権の切符をつかもうとレースに挑んだ大迫が、1秒あまり参加標準記録に届かなかった。「世界陸上が目的だったので悔しいが、嘆いても仕方がない」と、冷静に結果を受け止めようと努めた。

 気温25度、湿度76%と蒸し暑さの残る中、余裕を持ちながら5000メートルを13分45秒ほどで通過した。日本記録(27分29秒69)も狙えるペースで推移したが、「みんながきつくなる残り3000メートルで(ペースを)キープできなかった」と顔がゆがみ始め、ペースダウン。最後は「(参加標準記録をクリアするのは)厳しいかな」と悟ったが、「(1周遅れのトヨタ自動車の)大石さんが前へと言ってくれた。力になったけど、及ばなかった」。

 初マラソンだった4月のボストンでは3位に入り、日本男子では30年ぶりの表彰台に立った。今回は、万全ではない状態の中での挑戦だったが、「マラソンを言い訳にしたくない」と話し、「次の目標に向けて頑張らないといけない」と前を向いた。【荻野公一】

最終更新:7/14(金) 0:09
毎日新聞