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江塚、感音性難聴に負けず序二段で奮闘中

7/14(金) 7:03配信

スポーツ報知

◆大相撲名古屋場所4日目▽序二段 ○照ノ花(小手投げ)江塚●(12日・愛知県体育館)

 序二段東47枚目・江塚(17)=式秀=がハンデに負けずに連日、元気な土俵を見せている。今場所は3番目を終わって1勝2敗だが、初白星を挙げた2番目(12日)の奄美岳(山響)との一番では得意の足技(すそ払い)で館内を大いに沸かせた。

 先天性の感音性難聴のハンデを抱えながら、大好きな大相撲の世界に飛び込んだのは昨年の夏場所だった。169センチ、70キロと小柄で土俵狭しと飛び回っている。補聴器を外すと「全く聞こえません」と江塚。最近は黄色い声援も飛んでいるが、江塚にとっては孤独な戦いなのである。その静寂の戦いを支えているのが相撲に対する深い愛情だ。

 「たまに実家に帰ったりしますが、やることがないので、袋井や焼津の道場に行って稽古をしています」。実家は磐田市内で写真館を経営している。江塚は一人息子だが、大相撲の世界を終えても「実業団で相撲を取りたいです」と話していた。

 「本当に相撲が好きなんですね。足が痛いと言うから病院に行けと言ったら、部屋のある茨城・佐貫市から両国の相撲診療所にまで行ってしまったんです」と式秀親方(元幕内・北桜)も相撲愛には舌を巻いていた。小柄ながらも果敢に攻め続ける江塚に注目したい。

最終更新:7/14(金) 7:03
スポーツ報知