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サッカー選手が最多 パティシエも人気 「将来の夢」民報創刊125周年記念事業

7/13(木) 9:51配信

福島民報

 福島民報の創刊125周年記念事業「かなえよう こどもたちの夢プロジェクトGO!GO!GO!」に寄せられた「将来の夢」4413点には、福島県内の小学生のさまざまな願いが込められている。一番多かったのは「サッカー選手」(222人)で、二番目は「パティシエ」(191人)、三番目は「医師」と「野球選手」(各161人)だった。「平和な社会にしたい」(129人)といった夢もあり、子どもたちは、それぞれの夢の実現に向かって努力しようと誓っている。

■「平和な社会」願う声も

 サッカー選手では「ワールドカップで活躍して海外に行きたい」(福島市・1年男子)「Jリーガーになって大記録を作ってみたい」(田村市・6年男子)などの夢が寄せられた。スポーツ関係ではサッカー、野球選手のほか、バスケットボール選手(75人)、水泳選手(58人)と続き、将来五輪で活躍する夢を描く子どももいる。
 パティシエは女子の間で憧れの職業となっている。「ケーキをいっぱい作って世界のみんなを幸せにしたい」(会津若松市・3年女子)、「ケーキを食べると、みんなが笑顔になる。家族に作って、みんなの笑顔がみたい」(郡山市・3年女子)など、誰かのためにスイーツを作りたいという優しい気持ちがうかがえる。
 医師は自らの体験などを基に志す子どもたちが少なくない。「病気の祖父母を手術で治したい」(郡山市・2年男子)と思ったり、自らも病気と闘いながら「ママが病気になったら助けたい」(郡山市・2年女子)と願ったりするなど、真剣に命と向き合おうとしている。医療関係では看護師(135人)や獣医師(71人)、薬剤師(51人)を目指す子どもも多かった。
 平和な社会づくりでは、具体的に「核のない世界」(福島市・5年男子)や「戦争や自然災害のない社会」(南相馬市・5年女子)を思い描き、「銃をギターに変えたい」(郡山市・4年女子)という夢もあった。「東日本大震災前の福島になってほしい」(会津若松市・4年女子)といった切実な願いも寄せられた。
 このほか、教師(129人)、警察官と保育士(各124人)、大工(101人)、ファッションデザイナーと美容師(各99人)も上位に入った。自作の動画を配信する「ユーチューバー」(81人)やゲームを開発する「ゲームクリエーター」(73人)など、ネット社会を反映した職業も高い人気となっている。
 12日の抽選会に参加した県こども未来局の須藤浩光局長は「職業だけでなく、平和な社会を願うなど、社会への関心の高さに驚いた。未来を担う子どもたちを頼もしく感じた」と振り返った。県教育庁義務教育課の佐藤秀美課長は「夢を持つのは素晴らしい。本人の努力はもちろん、大人や社会も子どもたちの夢がかなうよう支えていかなければならない」と語った。
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 福島民報社は子どもたち一人一人の「将来の夢」がかなうよう、応援していきます。気軽に相談や問い合わせを寄せてください。「かなえよう こどもたちの夢プロジェクト」係 電話024(531)4019へ。

福島民報社

最終更新:7/13(木) 10:51
福島民報