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完成へ秒読み 民間企業単独製作のロケット 大樹町の組み立て現場を公開 IST

7/13(木) 14:30配信

十勝毎日新聞 電子版

 インターステラテクノロジズ(IST、本社大樹町、稲川貴大社長)は13日、打ち上げを29日に予定する観測ロケット「MOMO(モモ)」初号機の組み立て現場を報道関係者に公開した。稲川社長は「発射台が完成し、機体は7割まで出来上がった」とし、打ち上げ準備が順調に進んでいることを示した。

 組み立ては同町浜大樹の実験場内に建設した小屋で行っている。この日は推進剤となる液体酸素やエタノールのタンク、発射台を公開した。打ち上げ3日前までにはタンクなどを結合、搭載する電子装置の試験も行い、機体を完成させる。

 稲川社長は「まだまだやることがあり、日程はぎりぎりではあるが、予定通り打ち上げたい」と話していた。

 初号機の打ち上げ予定は29日午前10時20分~午後0時半。29日午後と30日を予備の日程としている。打ち上げ地点から4キロほどの高台に有料席を設けており、ISTのホームページから購入できる。また、町美成の多目的航空公園でパブリックビューイングも行う。

 ISTは初号機を高度100キロ以上の宇宙空間に到達させることを目指しており、成功すれば国内民間企業単独では初となる。MOMOの全長は10メートル、推進剤を含んだ重量は1150キロ。(伊藤亮太)

十勝毎日新聞