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高校生の「志願したい大学」 ランキングに変動 関東は早大、関西は関大と近大 リクルート「進学ブランド力調査」

7/13(木) 15:26配信

高校生新聞オンライン

 リクルート進学総研は7月13日、高校3年生に志願したい大学などを尋ねた「進学ブランド力調査」の結果を発表した。関東では早稲田大学が9年ぶりに1位になった。関西では関西大学が10年連続で1位だったが、近畿大学も同率で初めて1位になった。

 今年4月に、関東、関西、東海の3地域の高校生に選択式の調査票を送付。大学の志願度や知名度、イメージなどを尋ねた。集計対象は6986人。調査は2008年から行っており、今回が10度目。

 関東の高校生の志願度で1位となった早稲田大は、新しい入試を始めるなど改革をしているイメージが高校生に評価されたほか、景気回復に伴い「チャレンジ校」として出願を考える高校生が増えているという。昨年まで8年連続1位の明治大学は、今回2位。3位は5年連続で青山学院大学だった。

 関西の高校生の志願度で初めて1位になったのが近畿大。近年、「近大マグロ」を打ち出すなどした独自の広報や、国際学部の開設や新型図書館の整備といった教育改革のほか、入学式につんく♂さんを招くなど、学生のモチベーションを上げる工夫が評価されているという。関西大学の1位は10年連続。幅広い分野の学部があることで安定した人気があるという。3位は同志社大学だった。

 東海の高校生の志願度は、名城大学が2年ぶりに1位となり、昨年1位の名古屋大学が2位だった。名城大は、国立志向が強い東海にあって理系学部が充実していることに加え、「ナゴヤドーム前キャンパス」や外国語学部の開設により女子の人気も高まったという。3位は中京大学だった。

 リクルート進学総研の小林浩所長は「高校生の志願度を高める要因は一つではないが、今後は教育成果が一番のポイントになる。どのくらい成長できるかというイメージは、偏差値とは異なる。それをどう可視化するかだ」と指摘している。

高校生新聞社