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ホークス・モイネロ株急騰、6試合で被安打0 登板過多の救援陣に光明

7/13(木) 6:01配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク0-2楽天(12日・ヤフオクドーム)

 仰天の一撃を放った怪力男を力で抑え込んだ。モイネロにとって3イニング目となった8回。臆することなくペゲーロの内角に146キロを投げ込み、三ゴロに打ち取った。特大弾の次の打席だったからこそ、余計にインパクトがあった。

【写真】川崎(左)に声を掛けられ笑顔を見せるモイネロ。来日3戦目で初勝利

 「何度も対戦したバッターだからね。普通に投げたよ」。2日の仙台では、真っすぐで見逃し三振に切って取っている。直後の攻撃で味方が逆転したため、来日初勝利を手にした。この日で通算3度目の対戦。苦手意識はない。

 この日はペゲーロを打ち取った後に岡島を歩かせたため完全投球とはいかなかったが、来日最長の3回を無安打無失点の快投だ。通算でも6試合、6回2/3でヒットを打たれておらず、自責ゼロ。味方野手のエラーが絡み失点こそあるものの、防御率0・00を継続している。キューバリーグでは先発経験もあり、スタミナ面も問題ない。「今日はチェンジアップもカーブも良かった。しっかりと低めを意識して投げている」。21歳は胸を張った。

 救援陣の登板過多が目についていたところで、貴重なリリーバーの一人、ベテラン五十嵐の長期離脱が確定した。奮闘している岩崎や森、嘉弥真らの負担軽減は後半戦のテーマの一つ。それだけにモイネロの存在は、クローズアップされることになりそうだ。キューバ代表で参戦した3月のWBC後にも1カ月間ほどの休養期間を得ており、疲労の蓄積はないという。

 モイネロ株は急騰している。「短いイニング、1イニングだけではなくて、2、3イニングっていうところも使える。そういうところも見えた。今後はその使い方も含めて、しっかり考えます」。工藤監督は勝負の後半戦に向けて、選択肢が増えたことに手応えを感じ取った様子。フル稼働状態だったブルペンを、評価急上昇中の左腕が明るく照らす。

西日本スポーツ

最終更新:7/13(木) 6:01
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