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小学生もローカル路線バスの旅を 前橋・高崎38路線1000円で乗り放題 夏休み限定

7/13(木) 6:02配信

上毛新聞

 路線バスの利用を促そうと、群馬県バス協会(前橋市)は12日、前橋、高崎両市内のJR前橋、高崎両駅で発着する計38路線の料金均一区間を対象に、1000円で小学生が乗り放題となる「ぐんま夏休み子供バス定期券」を発売すると発表した。県内のバス6社が連携し、小学生であれば、居住地を問わず購入、利用できる初めての取り組み。夏休みをきっかけに路線バスに親しんでもらい、利用者の増加につなげる。

◎バス利用者ピークの10分の1に 定期券で利用拡大狙う

 6社は関越交通(渋川市)、上信電鉄(高崎市)、群馬バス(同)、群馬中央バス(前橋市)、日本中央バス(同)、永井運輸(同)。JR前橋、高崎両駅のバス案内所で20日から販売し、22日~8月27日が有効期間となる。

 乗り放題となるのは6社が運行する前橋市内24路線、高崎市内14路線のうち通常、大人料金200円で乗れる均一区間。マイバス(前橋市)やぐるりん(高崎市)といったコミュニティーバスは対象外だ。

 対象区間には図書館や体育館、プールといった公共施設も多く、夏休みにこうした施設を利用する場合、定期券を使えば利便性が高まることが想定される。区間内でバスを乗り継いで利用することも可能だ。

 自家用車の普及率が高い群馬県では、路線バス利用者の減少が続き、県交通政策課によると、2015年は年間1030万人と、1億5261万人いたピーク時(1967年)の10分の1以下まで落ち込んでいる。人口減少社会の進行で、バス会社にとって厳しい収益環境が見込まれる中、定期券を呼び水に、保護者を含めたバス利用の拡大につなげたい考えだ。

 県バス協会は「まずは小学生にバスに親しんでもらい、バスが安全な公共交通であることを知ってほしい」としている。問い合わせは協会(電話027-261-2072)へ。

最終更新:7/13(木) 6:02
上毛新聞