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風力発電タワー本格製造へ 会川鉄工、国内初の専門工場完成

7/13(木) 10:20配信

福島民友新聞

 風力発電の風車部分を支える「タワー」の本格製造に向け、会川鉄工(いわき市)が国内初のタワー製造専門工場として同市のいわき四倉中核工業団地に建設を進めていた新工場が完成し、12日に現地で落成式が行われた。
 同社は、新工場を拠点に「メイド・イン・いわき」の風力発電施設の製造を軌道に乗せ、阿武隈山系での風力発電計画や洋上風力発電など国内外からの受注を目指す。浜通りの産業再生を後押しする福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で再生可能エネルギー関連産業の集積が一歩前進した形だ。
 同社は原発や火力発電所向けの製品開発を手掛けていたが、東日本大震災の津波で工場が被災。東京電力福島第1原発事故が転機となり、風力発電などの再生エネ関連産業に力を入れている。
 新工場では、従来の小型(高さ約20メートル)に加え、中型(高さ約40メートル、直径2.6メートル、200キロ~300キロワット級)と大型(高さ約100メートル、直径4.3メートル、3メガワット級)の風力タワーを製造する。地元を中心に約15人を新規雇用した。60トン用のクレーンを2基導入し、イタリア製とトルコ製の最新の加工機器を配備した。

福島民友新聞

最終更新:7/13(木) 10:20
福島民友新聞