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カメラがキャッチ!睡眠導入剤か「混入の瞬間」

7/13(木) 13:26配信

ホウドウキョク

同僚への殺人未遂の容疑で逮捕された、千葉・印西市にある老人ホームの准看護師・波田野 愛子容疑者(71)。使われたのは、睡眠導入剤だった。
波田野容疑者が6月15日、同僚の飲み物に睡眠導入剤とみられる液体を混入している瞬間を捉えた映像があった。

【写真】「混入の瞬間」

睡眠導入剤とみられる液体を混入

飲み物が入っている透明のカップのふたを開け、左手に持った小さな容器の白く濁った液体を素早く入れて、再びカップのふたを閉める波田野容疑者。
混入直後はいったん机を離れたが、戻ってくると、今度は中身を混ぜるためカップを念入りに振り始めた。

同僚の女性職員によると、この後、波田野容疑者は、『こういう時期だから高齢者は水分補給しないとだめよ』、『飲みなさいよ~』と促し、後ろに回り込んで、『飲んだ?』と確認していたという。
波田野容疑者は2017年5月、同僚の女性職員とその夫に、睡眠導入剤が入ったお茶を飲ませ、車の運転中に事故を起こさせた、殺人未遂の疑いで逮捕された。

施設で睡眠導入剤を管理

なぜ波田野容疑者は、何度も睡眠導入剤を使うことができたのか。
波田野容疑者が使っていたデスクの上には、睡眠剤と書かれたメモが置いてあった。
同僚の女性職員によると、波田野容疑者は、お年寄りの睡眠導入剤の管理を補助的にしていたという。

5回にわたって、睡眠導入剤を飲み物に混入された女性職員は、「体が急にふわーっとしてきて、そのあとは、立っているのもしんどくなって」と話した。
女性は病院に行ったが、その時は原因はわからなかったという。

しかし、ある時、女性職員が飲み物をデスクの上に置いて仕事に行き戻ると、施設長から、『それは飲まない方が良い』と言われ、理由を聞くと、『波田野さんが何か入れてた』と言われたという。
女性は体調不良が起きた日を調べたところ、全て波田野容疑者の出勤日と重なっていた。

机にカメラを仕掛けたら…

そして、6月15日、相次いでいた不可解な体調不良の謎を解く出来事が起きた。
同僚だった男性職員は、「4月に入社した人が、『ここに来てから体調がおかしくなった』というので、おかしいと思い自分の机にカメラを仕掛けたら、薬を入れてるところが映った」と話した。

こうした映像がきっかけとなり、波田野容疑者は逮捕となった。
不可解なことは、これだけではなかった。
逮捕容疑となった5月の事故以前の2月にも、施設の職員だった60歳の女性が体調を崩し、車で帰宅する途中に、事故で死亡している。亡くなった女性の息子は「もし関係性があるならば、事実関係を知りたい。わかった際には、報告、墓前には伝える」と話した。

睡眠導入剤混入を認める

警察の取り調べに対して、お茶に睡眠導入剤を入れたことを認めているという波田野容疑者。
トラブルもなかったという職場で、なぜ事件を起こしたのか。
警察は、動機について追及している。

最終更新:7/13(木) 13:39
ホウドウキョク