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今季初登板から2か月 鷹3年目右腕が深める自信「自分の力は通用する」

7/13(木) 9:47配信

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ペゲーロ特大弾も成長の糧に、ソフトB松本裕「良くなっている感覚ある」

 驚愕の当たりに、マウンド上で度肝を抜かれた。ソフトバンクの松本裕樹投手。12日、前半戦最後のゲームとなった本拠地ヤフオクドームでの楽天戦に先発した3年目右腕は、楽天のカルロス・ペゲーロ外野手に、超特大の1発を浴びた。

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 両チームを無得点で迎えた5回だった。2死から島内に三塁線への内野安打を許すと、打席に助っ人砲を迎えた。3ボール1ストライクからの5球目。内角高めを狙って投じたストレートが、狙いからやや低めに入った。「もっと高めに投げようと思ったんですが、ペゲーロに投げてはいけないボールになった」。強振された打球は、右翼後方のビジョンの下部に当たる特大の1発だった。

 ヤフオクドームに設置されている高性能弾道計測器「トラックマン」の計測によると、打球速度193.5キロ、飛距離156.4メートル。「投げた瞬間に危ない、というのがあった。投げたまま見てました。どこまでいったのか分からなかった。えげつない」と驚くしかない。打たれた悔しさを通り越し「もう面白かったくらい。なかなかアレだけ飛ばされることはないですよ」と呆れてしまうほどだった。

7度目の先発マウンドで3敗目も「ここまで残れているのはいい経験」

 先制の2ランを浴び、5回4安打2失点。味方打線が岸をはじめとする楽天投手陣を打てずに援護がなく、3敗目を喫した。それでも、この日の投球内容には、確かな手応えがあった。

「真っすぐのスピードも出ていたし、良くなっているという感覚はあります。自分の力が通用するというのが、分かってきた」

 この日の敗戦も、今季途中から先発ローテに入っている若い3年目右腕を責めることは出来ないだろう。

 5月14日の楽天戦(ヤフオクD)での中継ぎ登板が、今季の1軍初登板。5月27日の日本ハム戦(札幌D)で初先発し、この日が7度目の先発マウンドだった。「思ったよりも早く1軍に上げてもらって、何度も登板させてもらった。先発して2か月くらいですが、ここまで残れているのはいい経験」と前半戦を振り返った松本裕。この日打たれた特大弾も、きっと今後の成長の糧となるはずだ。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:7/13(木) 12:31
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