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ハース、金曜FP担当のジョビナッツィは「チームの障害にはならない」と主張

7/13(木) 18:26配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリの第3ドライバーを務め、パスカル・ウェーレインの代役としてザウバーで開幕から2戦を戦ったアントニオ・ジョビナッツィが、今週末に開催されるイギリスGPを含めハースのマシンで金曜日のフリー走行に計7回出走する。

【写真】ウェーレインの代役として、ザウバーから2レースに参戦。すでにデビューを果たしているジョビナッツィ

 しかしながら現在、ハースを含めた中団の争いは非常に僅差であり、マシンからベストなパフォーマンスを引き出すためにも、レースに出場するドライバーが走行時間を最大限に活用することが必要になってくる。

 そのため、ケビン・マグヌッセンかロマン・グロージャンがジョビナッツィにシートを譲ることで、ハースのポテンシャルにいくらか悪影響が出てしまうと考えられる。

 しかし、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ジョビナッツィとチームが上手くやればコストは”実質ゼロ”だと自信を持っているようだ。

「我々が賢くやれば、不利にはならないだろう」と、シュタイナーはmotorsport.comに語った。

「それが我々にとって、アドバンテージになるというつもりはない。しかし、我々が上手くやれば、デメリットは限りなく0にできる。彼と順調にテストを終える、それが目標だ」

「彼はただ走るわけじゃないし、”できる”ドライバーだと思う。実際に、我々は彼に仕事を与えている。彼はフェラーリでもかなりの数ドライブしているし、レースにも何度か出ている」

「プラスにまではならないだろうが、我々のドライバーのひとりとして彼をテストする」

 シュタイナーは、ジョビナッツィの契約はハースとフェラーリ間の紳士協定の一部であり、彼のチームは若者にチャンスを与えることに熱心なのだと述べた。

「我々は常に、次世代のことを考えていく必要がある」

「若者にはチャンスを与えなければならない。さもなければ、今のF1は入るのが非常に難しいので、そう言った才能あるドライバーを見逃すことになる」

「ルーキーテストは1年で2日しか受けられないが、3年落ちのマシンなら走らせられることになっている。これは非常におかしなことだ。チームは若い才能あるドライバーを援助したいと思っているべきだ。そうでなければ、ドライバーはいなくなってしまう」

「GP2(現在はFIA F2)でチャンピオン、またはランキング2位で終えても、その後何をすればいいんだ? (ピエール)ガスリーを見てみれば、彼はF1でのシートがなく、日本にレースの場を求めた。彼らには、自身の才能を証明する場が必要なんだ」

Jonathan Noble