ここから本文です

試合中のコーチングがまたも問題に [ウィンブルドン]

7/13(木) 12:03配信

THE TENNIS DAILY

 イギリス・ロンドンで開催されている「ウィンブルドン」(7月3~16日)の女子シングルス準々決勝。

ムグルッサがクズネツォワを下してベスト4進出一番乗り [ウィンブルドン]

 スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)は、それに気づいた。彼女のコーチは第2セットの間に文句を言いさえした。

 しかしガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、クズネツォワに対して6-3 6-4で勝ったその試合の間、コーチングは受けていないと主張している。

「ここでは皆がスペイン語を話すから、かなり明白だわ。彼女(ムグルッサのコーチングスタッフのひとり)は四六時中、彼女(ムグルッサ)と話していた」とクズネツォワは言った。「彼女のフィジオセラピストよ。彼女(フィジオ)がいつもこんなふうにふるまってることは知っている。適切なことだとは思わないわ。でも私は自分のテニスに集中していた」。

 今年のウィンブルドンで試合中のコーチングの問題が持ち上がったのは、これが初めてではない。月曜日にカロリーヌ・ガルシア(フランス)は、ジョハナ・コンタ(イギリス)に対する4回戦負けの試合中に、コーチでもある父がシグナルを送っているところなど見なかった、と主張した。

 コーチがエンドチェンジの際にコートサイドに行って、選手と話すことが許されているWTAツアーと違い、グランドスラム大会ではコーチと選手の間の試合中のコミュニケーションは禁止されている。しかしながら、次のグランドスラム大会「全米オープン」は、予選の際、ポイント間にコーチがスタンドからプレーヤーとコミュニケーションをとることを許す、という試みを試験的に行うことを決めている。

 ムグルッサに対する試合の間、クズネツォワのコーチ、エルナン・グミーは、第2セットの半ば、主審に向けジェスチャーで、ムグルッサのボックスから聞こえてくることについて不平を示した。

 一方、ムグルッサは、それは何でもなかったのだと主張した。

「彼らは私に声援を送っていたのよ。彼女(クズネツォワ)はスペイン語を話すし、コーチはスペイン人だから、彼ら(自分のコーチングスタッフ)が言っていることはすべて完璧にわかったはずよ」とムグルッサは言った。「正直、彼らはただ私を応援していただけ。私のチームにサポートされていると感じるのは好きよ。でも戦術的なことや、特別なことは何も言っていなかった」。

 クズネツォワは昨年も、同じ主審、マリヤナ・ベリョビッチに当たっていた。スローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦した3回戦の試合の間、クズネツォワはコーチングを受けたとして警告を受け、それに続き、ベリョビッチと激しく言い争っていた。その試合に勝ったのはクズネツォワだ。

「言っておきたいのは、同じ主審が昨年、私のコーチが『バモス、バモス(行け、頑張れ)』と私に言ったかどで、コーチに警告を与えていた、ということなのよ」とクズネツォワは言った。「今日、あの女性(ムグルッサのスタッフ)は試合中ガルビネと話していたのに、同じ審判が今度は何も言わなかった。私を大いに驚かせたのはそのことなの」。

 2015年ウィンブルドン準優勝者であるムグルッサは木曜日の準決勝で、ノーシードのマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)と対戦する。もうひとつの準決勝では、コンタがビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦することになっている。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 11: Garbine Muguruza (14) of Spain in action during her victory over Svetlana Kuznetsova of Russia in their Ladies' Quarter Finals Match at Wimbledon on July 11, 2017 in London, England. (Photo by Ashley Western - CameraSport via Getty Images)

最終更新:7/13(木) 12:03
THE TENNIS DAILY