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ルノー、クビサのF1復帰完全には否定せず「段階的に物事を進めるつもりだ」

7/13(木) 20:41配信

motorsport.com 日本版

 今週、ロバート・クビサはポール・リカールで2012年式ロータスE20を再び走らせた。前回のバレンシアでのテストの後に行われた今回のテストでは、クビサの限界を評価するという特別な目的があった。

動画:ロバート・クビサ、バレンシアでのF1テストに参加

 クビサのファンや周囲の関係者が彼のF1参戦復帰に期待を募らせていることを理解しているルノーのマネージング・ディレクターであるシリル・アビデブールは、2度目のテストの前に次のように述べていた。

「今回のテストの目的が、”彼自身が自分の限界を評価すること”であるという事実をはっきりとさせておきたい」

「いくつかのことをテストしたいと思っている。プログラムの詳細は述べられないが、我々はともにテストを行うつもりだ。しかし、たとえテストがポジティブなものであっても、来シーズンで彼がドライブするとは限らないということを申し上げておきたい。物事は少し複雑なのだ」

「いつも通り、我々は多くの注意を払いながら、段階的に物事を進めるつもりだ。感情を抜きにできる限りのことを試していき、理学医療や医療検査を取り入れ、全てが満たせるのかどうかを確認するだけだ」

「誰もが想像しているように、もしテストが成功し、さらなるステップを用意することになれば、最終的に彼はF1マシンにたどり着くことができるだろう」

「しかし、私はこの時点で変に推測したくない。メディアからのプレッシャーを受けることで、我々の今後の決定が影響されるのを避けたい」

 一方、今月行われたグッドウッド・フェスティバルに参加したクビサは、F1復帰に対する大きな自信を持っているようだった。それに対しアビデブールは次のように語った。

「本来であれば、慎重になるべき出来事だ」

「彼は人格者であり熱い男だが、ある特定の状況においては、我々も感情を抜きに考える必要がある。もちろん、我々はそこで起きることを喜んで見届けるだろう。その一方で実用的な判断をするつもりだ。それが我々の責任なのだ」

 アビデブールに対し、ハンガリーGPで現行のマシンのテストを行う可能性について訊くと「現時点でさらなるテストがあるかどうかは考えていない」と明らかにしている。

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