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ザウバー新代表のバスール、ホンダとのパワーユニット契約への”対処”が最初の仕事?

7/13(木) 21:41配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーの新チーム代表に就任したフレデリック・バスールは、2018年からホンダ製パワーユニット(PU)の使用について、どうするかを決めるのが最初の仕事だと語り、マクラーレンが置かれている状況を”恐ろしい”と認めている。

写真:ルノー元代表を務めていたフレデリック・バスール

 ザウバーとホンダは、2018年からパートナーシップを締結することを発表していたが、今週になってこの契約に暗雲が立ち込めてきている。

 これは、取引の中の最終契約が締結されていないためで、ザウバーのオーナーはホンダよりも競争力の高いメルセデスやフェラーリのPUの使用を検討しているという。

 フランスの新聞『L’Equipe』の取材に答えたバスールは、彼は2018年に向けたPUの状況について、何をすべきかに最初に焦点を当てる必要があると語った。彼は、マクラーレンがホンダ製PUのパフォーマンス低迷によってどれだけダメージを受けているか、よく聞いているという。

「ホンダについては検討中だ。私が最初に取り組むものになるだろう」と彼は述べた。

「我々はこの件を迅速に処理する必要がある。マクラーレンから聞いたことを踏まえると、恐ろしいことになる可能性もある」

 バスールは、ザウバーのオーナーであるロングボウ・ファイナンスから委任され、チームの建て直しを依頼されており、そのためのリソースは約束されていると明かした。

「私にはチームを改良し、定期的にポイントを獲得できるように戻すための手段がある」と彼は語った。

「興奮しているよ。ロングボウはプロジェクトに大きな予算を投入している。今後数年にわたって、彼らは細かい計画を立てている。私はその計画を実行するため、何の制限も受けていない。チームのモチベーションは高く、メンバーは過去に何度もそのスキルを証明してきている」

 バスールはまた、チームのドライバーであるマーカス・エリクソンのスポンサーがチームの財務状況に携わっているにもかかわらず、チームとして彼と完全なつながりを持つのは間違ったアプローチであると指摘した。

「チームのプロジェクトと、ドライバーを完全にリンクさせることはできない」とバスールは語った。

「それは健全ではない。疑うべくもないが、もしマーカスがキャリアの継続とすぐにレースに勝利することを望むなら、彼はおそらくザウバーいるのとは違う野望を持っているだろう」

「チームも、他のドライバーを望むかもしれない。今のところは、両者のプロジェクトが重なっており、一緒に走っている。誰も縛られているとは感じていない」

「ドライバーについても、私が最終決定を下す。ザウバーの目標は、若いドライバーと未来に賭けることだ」