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津堅ニンジンのモナカ、地元野菜のパフェ・・・うるまの特産品、スイーツでいかが?

7/13(木) 11:00配信

沖縄タイムス

 沖縄県うるま市特産の農産物を生かした新たな商品開発を目指し、市経済部農政課は7日、津堅ニンジンや黄金芋など「うるまの恵み」を使った新たなスイーツ商品の調理実演セミナーを市健康福祉センターうるみんで開いた。フードプロデューサーとして全国で活動する中村新さん(57)が、市内の飲食店や菓子製造業などの経営者、従業員ら約50人に6品のレシピを提供。参加者は今後の商品開発のヒントを得た様子だった。

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 地元農水産物の直売所などが入居する「農水産業振興戦略拠点施設」の2018年開業に向けたプロジェクトの一環。市商工会や市観光物産協会などの女性職員が提案したスイーツ商品のアイデアを基に、中村さんが実際のレシピを考案した。商品のさらなるアレンジや今後の新商品開発につなげていく狙いがある。

 セミナーでは、津堅ニンジンをジェラート状にしてモナカに挟んだ「津堅ニンジンの出来たてモナカアイス」、市特産の野菜をピューレ状にし、ビーグ(イグサ)を使ったゼリーや乾燥させた津堅ニンジンなどを敷き詰めた「1日分の沖縄野菜が取れるパフェ」、半乾燥させた黄金芋を生地に混ぜた「黄金芋のスコーン」などの調理を実演。参加者は調理工程を写真に収めたり、メモを取ったりと真剣なまなざしだった。

 中村さんは「うるま市でしか食べられないものを念頭に、市特産野菜の素材の味そのものを楽しめるような商品開発を心掛けた」と語った。

 市内の福祉施設で調理師として働く田畑ともえさん(58)は「津堅ニンジンなどの野菜を乾燥させてスイーツに変えるアイデアにはびっくりした。今後の参考にしたい」と満足げ。黄金芋の加工品を販売する「黄金茶屋」の村田倫弥店長(37)は「いろいろな方に、新たなスイーツ商品として黄金芋の加工に取り組んでもらえるきっかけになればうれしい」と期待を寄せた。

 今回のプロジェクトを企画した中澤さかなさん(59)=山口県=は「特産品そのままではそのままの価値でしかない。付加価値を付けることで、素材からうるま市を広く知ってもらえるきっかけになるのではないか」と述べた。

最終更新:7/13(木) 12:10
沖縄タイムス