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豪州SC第7戦:ウィンカップ今季初勝利も、マクローリンがついに選手権首位浮上

7/13(木) 16:43配信

オートスポーツweb

 移籍初年度となる2017年シーズンに大活躍を演じているDJRチーム・ペンスキーのスコット・マクローリン(フォード・ファルコンFG-X)が、タウンスビルで開催されたVASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーの第7戦で今季5勝目をマーク。チームメイトのファビアン・クルサードをかわし、ついに選手権首位に躍り出た。

【写真】レース2ではスタート直後の複数台が絡むアクシデント

 7月8日に開催された予選でレース1のポールポジションを獲得したマクローリンは、レッドブル・レーシング・オーストラリア(RBRA)のライバル、ジェイミー・ウィンカップ(ホールデン・コモドアVF)にスタートで先行を許すも、オープニングラップが終わるまでに首位を奪還。

 その後方では、クルサードのファルコンがバトルからの接触でスピンを喫し、一気にポジションダウン。このアクシデントでニッサン・モータースポーツのトッド・ケリー(ニッサン・アルティマ)と、モービル1HSVレーシングのジェームス・コートニー(ホールデン・コモドアVF)がマシンダメージ修復のためピットインを余儀なくされた。

 そうした混乱を尻目に悠々首位を行くマクローリンは、2番手ウィンカップに常時2~4秒のセーフティマージンを築く盤石のレース展開を披露。

 3番手には、6番グリッドからフォード陣営のチャズ・モスタートやキャメロン・ウォーターズをオーバーテイクして上がってきたモンスターエナジー・レーシングのマーク・ウィンターボトム(フォード・ファルコンFG-X)がつけ、トップ5台中フォード勢が4台を占める状況のまま70周のチェッカー。

 マクローリンが今季5勝目、ウィンカップ、ウィンターボトムが表彰台を獲得。一方、2016年王者のRBRA、シェーン-ヴァン・ギズバーゲン(SVG)はエンジントラブルに悩まされるなか、ダメージを最小限にとどめる7位フィニッシュ。クルサードもスピンから挽回し11位まで戻したものの、チームメイトにポイントリーダーの座を明け渡すこととなった。

 翌9日に行われた200kmのレース2は、ふたたびマクローリンがポール。そのままスタートからリードを守ったものの、2番手のRBRA、トリプルエイト・レースエンジニアリングはピット戦略で動いた。

 最初のピットストップでウィンカップを早めに呼び込んだチームは、迅速な作業でレッドブル・ホールデン・コモドアVF、88号車をコースに送り出すと、首位マクローリンに対しアンダーカットに成功。

 続く2度目のピットウィンドウでも同様の戦略を採り、リードを守り通したウィンカップが待望の今季初勝利。2位マクローリンに続き、最後の表彰台にはモンスターエナジーの2台、ウィンターボトムとモスタートをかわしてきた王者SVGが入った。

 一方、昨日の雪辱を期して臨んだマクローリンのチームメイト、クルサードは、またもスタートでアクシデント。フレートライナー・レーシングのティム・スレード(ホールデン・コモドアVF)をプッシングし、スピンさせたとして15秒のペナルティを課され21位に。

 また、マクローリンの古巣でもあるギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)の大ベテラン、ガース・タンダーとジェームス・モファットのホールデン・ペアは、後方グリッドからともに見事な追い上げを見せ、6、7位入賞を果たしている。

 これでウィンカップはスーパーカーでのキャリア通算105勝目となり、トリプルエイトのチームメイトであるクレイグ・ラウンズに並ぶ最多記録タイに浮上。次戦の第8戦は7月28~30日にクイーンズランド・レースウェイで開催されるイプスウィッチ・スーパースプリントとなる。


[オートスポーツweb ]