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摘果ミカンで商品開発 農園と共同で神島高校

7/13(木) 17:00配信

紀伊民報

 神島高校経営科学科(和歌山県田辺市文里2丁目)の3年生11人は、安定した生産量を保つために取り除き、廃棄される「摘果ミカン」を活用した商品の開発を進めている。12日は、市内の農園で摘果ミカンをもぎ取り、味や香りなどを確認。ミカンを持ち帰り、今後試作をして、どのような商品にするのがよいかを考える。

 3年生の課題研究で「商品開発」を選択している生徒が、岡本農園(同市上芳養)と共同で取り組んでいる。

 摘果は品質の向上や生産量の安定のために重要な作業。1本の木で半分ほどの実が取り除かれるという。摘果ミカンはスダチくらいの大きさで酸味が強く、ほとんど廃棄されるのが現状。価値を見いだして農家の収入増加につなげようと、共同で商品化を進めている。

 岡本農園は約1・5ヘクタールの畑で17種類のかんきつ類などを栽培。生徒は5月にも同園を訪れ、岡本和宜代表(38)から話を聞き、授業で商品のアイデアを出し合ってきた。

 この日、生徒は岡本代表の案内で同園を訪れ、摘果ミカンを初めて確認。木になっている小さい実をもぎ取り、食べて味を確かめたり、香りをかいでみたりした。「レモンよりも酸っぱくないから扱いやすそう」「冷やして食べてみたい」などと感想を言い、商品のアイデアを膨らませた。

最終更新:7/13(木) 17:00
紀伊民報